こんにちは。fsです。
現在、駐在員として海外事業の拡大に日々勤しんでおりますが、駐在初期の頃はどうやって海外のお客さんを見つけるか非常に悩んでいました。
「海外で売上をとってこいと言われるものの、そもそもお客さん知らないし・・・😓」
いろんなツテを頼って紹介してもらえたらベストですが、そのような有効なコネがなかなかないのも事実。
なので、1からお客さんを発掘しないといけない場合も多々あります。これがなかなか難しいです。
そんなときやるのが
ネットでお客さんになりそうな会社を検索して、飛び込みメール営業
です。
「お客さんを見つけたけど、どうやってメールを書けばいいんだ?😅」
ネットで調べてみるも売り込みのメールの書き方は見つからず・・・。
前例を見つけられなかった僕には試行錯誤で進めるしか手はありませんでした。
失敗を繰り返すうちにコツがわかってきて、今では売り込みメールからの新規のお客さん獲得も少しずつできるようになりました。
そんなわけで今回は、同じような悩みを持つ海外事業初心者の方のために、英文の売り込みメールの書き方をシェアしたいと思います。
公開! 英文売り込みメール
早速ですが、売り込みメールのテンプレートは以下になります。
件名:Proposal for ”商品やサービス” Dear Sir/ Madam, Greetings from あなたの会社名. Hope this email finds you well and safe. My name is あなたの名前, あなたの役職 from 会社名. At this time, we have a proposal for ”商品やサービス” The items we handle are: -〇〇 -〇〇 ※複数のラインナップがあれば箇条書き The strength of ”商品/サービス” - Price competitiveness(例) - ※商品/サービスの特徴をできるだけ多く箇条書き By all means, I would like to ask you/your company to evaluate it, so I am writing this email. We could also provide samples, so we would appreciate if you could let us know if you are interested. Thank you. Yours Sincerely, あなたの名前
非常にシンプルですが、こんな感じでOKです。
それではポイントを解説していきます。
件名に注意
メールの件名には少し注意が必要です。
初めてやりとりする相手に送る場合は、自動的にスパムフォルダーに送られてしまうことが多々あります。
長年の試行錯誤の結果、”Proposal for 〇〇”はそうなりにくいとことがわかりました。
件名に一工夫入れるだけで、とりあえずは読んでもらえるようになるのでぜひ試してみてください。
宛名はSirまたはMadamでOK
初めてのメールの場合、当然担当者の名前や性別はわかりません。
そのような場合は宛名に”Sir /Madam”を入れておけばOKです。
ちなみに既に取引のある相手でも、性別がわからないときは使います。
最初の導入は『怪しくないこと』をアピールしよう
本文の最初は会社名や役職などを明記し、『自分がちゃんとした会社/人間』だということを説明しておきましょう。
誰だって、どこの馬の骨かわからない人からのメールは嫌がります。
自分の会社や身分を伝えてあげるだけで、相手の心理的ハードルはグッと下がります。
もしウェブサイトがあれば、URLもつけてあげるとなおよしです。
商品/サービスの特徴は箇条書き且つシンプルに
売り込みメールの内容は
簡潔に商品/サービスを理解してもらう
くらいの気持ちでOKです。
丁寧に読んでもらえることはまずないので、長々とした説明は不要です。
特徴はできるだけわかりやすく、箇条書きでまとめるのがベターかと。
相手に期待するアクションは末尾に
売り込みメールのゴールは
読んでもらった相手に何かしらのアクションをしてもらうこと
です。
今回の例では相手に商品のトライアル評価をお願いしています。
このように『相手に期待するアクション』を最後に書くと良いです。
最後に感謝の気持ちを忘れずに
本文の最後に
「読んでくれてありがとうございます☺️」
という気持ちの一文を入れておきましょう。
相手も忙しい合間に読んでくれるのでこの気持ちが大切です。
文末は”Best Regards”でもOKですが、”Yours Sincerely”の方がよりフォーマルで格好いいのであえてこれを使っています。
この辺りの知識は以下の本を参考にしていただければと。
読まれないことを前提にチャレンジ
日々受け取る迷惑メールと同じように、売り込みメールは読まれないことを前提として書くと良いです。
数をこなしていくうちに何名かは問い合わせしてくれることもあります。
結果はすぐに出ないので最初は凹むことが多々ありますが、チャレンジを繰り返していくことが大事です。
そうやって僕も海外での売上を伸ばしていきました。
恐れずトライしましょう。ほとんどの海外事業はゼロイチなので失敗しても失うものはありません。
ちなみに読まれないことを前提に文章を書くスキルとマインドセットを学びたい方は、オンライン学習プラットフォーム、”Udemy”がオススメです。
本件に関連するコースは、
『エモーショナルSEOライティング講座|心を動かす文章術』
です。
タイトルはSEOライティングですが、売り込みメールに共通するスキルを学べます。
上記の例文を作るときもこのコースで学んだことを応用しています。
ご興味のある方は上記のリンクからアクセスしてみてください。
まとめ まずは”テンプレ化”してみましょう
海外のお客さんとのやりとりはメールで行うことがほとんどです、
今回のような売り込みだけでなく、
- 価格交渉
- クレーム対応
などなど海外事業担当は様々なケースでの英文メールをマスターしていく必要があります。
特に初心者にとってこのような作業は負荷が大きいので、ケースごとに英文メールを”テンプレ化”すると効率よく仕事を進めることができます。
今回は売り込みを例にしましたが、他に例文のリクエストがございましたらコメント欄にご記入いただけますと幸いです。
海外経験の浅い方が、
「少しでも楽に事業拡大をできる手助けをしたい」
そう思い本記事を書きました。
最後に”海外事業をするためのマインドセット”をまとめた記事をシェアさせていただきます。
こちらも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は以上です。
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