こんにちは。fsです。
先日、初めてインドへ出張に行きました。
インド出張が決まったときは、
「衛生面は大丈夫かな?」
「治安悪そう💦」
「インド人ってどんな感じ?」
こんな不安を感じていました。
いざ行ってみると、面白い発見が多々ありました。
ということで今回は、初めてのインド出張で経験したことをシェアしたいと思います。
これからインド出張を控えている方の参考になれば幸いです。
インド出張で学んだこと
今回は、チェンナイ、バーヴナガル、ムンバイの3カ所を訪問しました。
やはり
百聞は一見にしかず
です。
実際に経験したことは以下の通り。
ホスピタリティがやばい!
インド人のホスピタリティは日本以上でした。
空港ーホテル間の移動、ホテルから訪問先までの移動は全てお客さんがアレンジしてくれました。
また、昼食、夕食もオススメのレストランでご馳走になってしまいました。
レストランも味、衛生面で最上位のところをピックアップしてくれ、スパイスを抑えた料理を提供してくれたようです。
日本人がお腹が弱いことを知っているのか、その気配りがとても嬉しかったです。
バーヴナガルでは、お客さんの家にまで招待してもらい手作りの料理までご馳走になりました。
お客さんからかなりの時間を拘束されますが、これもインド流のホスピタリティとのこと。
インドに訪問したときは、受け入れた方がベターです。
治安は意外と良い?
治安が良くないと言われているインドですが、気をつけていればそんなことはありません。
例えば、
- 現地の移動は車でする
- 信頼できるタクシーやハイヤーを使う
- 夜は一人でウロウロしない
など、海外に行く際に上記の基本的なことを守っていれば安全です。
実際に1週間ほど滞在しましたが、危険な目に会うことは一度もありませんでした。
下痢はするもの
行くとお腹を壊すイメージがありますが、やはり軽い下痢は覚悟しておいた方が良いです。
今回も、
- 水は必ずミネラルウォーター
- スパイスはとりすぎない
- 歯磨きもミネラルウォーターを使用
と、かなり気をつけていたのですが、ちょっとしたスパイスでもお腹を下しました。
日本人はローカルの食事に慣れていないので、胃腸薬や整腸剤は持って行った方が良いです。
また、移動が長くて不安な方はオムツを持っていくのもアリです。
僕は長距離の移動があったので、使いました。
オムツがあると安心感が上がります(笑)
和食は少ない
数日間カレーを食べていると、流石に和食が恋しくなります。
残念ながらインドにはまだまだ日本食を提供しているところが少ないのが現状です。
ムンバイやチェンナイといった大都市でも数件、バーヴナガルではゼロでした。
現地の日本食もあまり美味しくなく、しかも高いのです。
なので、カップラーメンを数食持っていくことをオススメします。
びっくり!小型タクシー
ムンバイの空港でタクシーを使ったときのこと。
インドのタクシーは小型の物が多いです。
今回は1週間ということで、大きめのスーツケースを持っていきました。
トランクが小さいので、スーツケースが入りそうにありません。
どうやって収納するか見ていたところ、なんとルーフの荷台に乗っける運転手さん。
まじ!?
と聞いたところ、
「No problem!!」
とスマイルする運転手さん。
いやいや、No problemじゃねーだろ!と思いつつも、諦めてホテルに向かいました。
途中でスーツケースが落ちることはなく無事につきましたが、当日のムンバイは大雨。
ホテルでケースを開いたら、中身がビショビショに濡れていました(笑)
タクシーをアレンジするときは、大きめの車を手配した方が良いです😌
なお、タクシーはぼったくられることが多いようなので、配車にはUberがオススメです。
国内フライトは要注意
インドの国内フライトは要注意です。
チェンナイからムンバイに移動したときのこと。
セキュリティチェックに結構並びます。
また、チェックも厳しく、パソコンとバッテリーを取り出してトレイに入れる必要があります。
僕はバッテリーはカバンに入れっぱなしにしていたので、まさかの並び直しに😅
そんなこんなで通過に時間がかかり、トイレに行っていたらフライト時刻の20分前になっていました。
ゲートに着くと、まさかのClose!
係員に聞いてみたら、ムンバイの空港では25分前に強制的にゲートが閉まるとのこと😱
(しかも事前アナウンスはありません)
別のフライトを取得するしかないようなので、またチェックインカウンターに戻り、
チケット購入→セキュリティチェック
のやり直しです。
幸いにも、預けた荷物は確保してもらっていたので同じ飛行機で運べました。
(ここがインドのすごいところです)
インドの国内線に乗るときは、空港にはかなり前もって(2時間前暗い)には入っておいた方が良いです。
帰りはビジネスクラスを推奨
国際線もセキュリティチェック、イミグレーションで並ぶことになります。
これもすごい例なので、帰国する便はビジネスクラスを選ぶと良いです。
ビジネスクラス専用のセキュリティレーンがあるので、国内線のようなストレスがなくなります。
列が長すぎてフライトに間に合わない💦
なんてことにならないよう、必要経費としてビジネスを使いましょう。
道路に牛がいる
ムンバイやチェンナイといった大都市では見られませんが、小さい街では道路に牛がいます。
7〜9月まではモンスーンの季節で、この時期は放し飼いをしているとか。
牛が普通に道路を横切っており、車は牛を避けて走っています。
とてもインドらしい光景なので、一度はこの時期に訪問してみると良いです😌
チャイは美味しい
世界一の紅茶生産量を誇るインド。
マサラチャイというインドのミルクティーはスパイスが入ってて、とても美味しいです。
値段も一杯数十円とお手頃で、どの店で飲んでも美味しいです。
道端の小さいチャイ屋さんでインド人と混ざってマサラチャイを飲むと、
「インドに来た〜!!」
としみじみ感じます😌
僕は滞在中、毎日飲みましたがお腹を壊すことはなかったので、みなさんもぜひ試してみてください。
仕事には厳しい
最後にビジネスの話です。
ホスピタリティ溢れるインド人ですが、ビジネスとなると厳しい一面があります。
それはなんといっても、スピード感。
ミーティングをする以上、即断を求められます。
今回は買い付けと販売の両方の目的で行ったのですが、
いくらなら買えるか/売れるか?
をその場で判断しなければなりません。
もちろん、売り買いともに激しい交渉も待っています(笑)
一度商売ができると、関係を大事にしてくれる方達なのでそれだけのメリットもあります。
インドはマーケットも大きいので、彼らのビジネススタイルを学ぶことはこれから役に立ってくるはずです。
まとめ インド出張は楽しい!
今回のまとめは以下の通りです。
・インド人の”おもてなし”はハンパない! ・治安は意外と良い ・軽い下痢はする前提で出張の準備を ・和食は少ないのでカップラーメンをもって行くと良い ・タクシーは大きめの車を手配(じゃないと荷物が濡れる) ・かなり余裕を持って空港に入る ・帰国便はビジネスクラスを推奨 ・道路に牛がいてほっこり ・チャイは美味い ・インド人は仕事には厳しいので、入念な準備を
何かと抵抗があるインド出張ですが、必ずインドでしか味わえない経験があります。
これから大きな成長が期待できる国ですし、日本との関係も良好です。
ぜひ嫌がらず、どんどん出張にチャレンジしていただければと思います。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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