こんにちはfsです。
早いもので、シンガポールに駐在してから6年が経とうとしています。
昨年はコロナ規制が大幅に緩和され、出張者が相次ぐなど、駐在生活も従来通りに戻りました。
加えて、会社の合併で事務作業も増え、とても忙しく過ごしていました。
プライベートの時間が極端に減ったので、年末にかけてメンタルを病みました。
僕はかつてうつ病になったので、回復する方法はなんとなく知っていました。
今回実行したのは”釣り”です。
ブログも精神療養にはいいですが、どうしても気力が必要です。
一方で釣りは、特にエネルギーを使わず気力を回復できます。
いろんな書籍を読み、この活動は脳科学的にも有効だということがわかりました。
というわけで今回は、「うつになったら釣りをせよ」という僕の持論を脳科学的なアプローチで解説していきます。
メンタルを病んでいる人には回復法になると思うので、ぜひお読みください。
うつのデメリット
人間、誰しもうつになる可能性があります。
既に身近な病気となっているので、恥ずかしいことではありません。
ですが、やっぱりなってしまうと辛いです。
例えば、
- 生活が不規則になる(夜眠れないなど)
- 行動を起こせない(特に頭を使う仕事ができない)
- 何かをやっても嫌なことが頭に浮かぶ(集中できない)
などです。
脳の病なので、頭を使う作業ができない、もしくは大幅に効率が下がることがきついです。
こうならないよう、メンタルの状況は日々チェックしておく必要があります。
僕のメンタルダウンの原因
今回、僕がメンタルを病んだ理由はズバリ、
板挟みになった
ことです。
中間管理職あるあるですが、
- 上司と部下
- 合併した会社と自社
- 本社とシンガポール
など、サンドイッチになるケースが大幅に増えたことが原因です。
例えば、
本社から依頼がくる→合併相手が拒否→本社と再交渉→合意ならない→双方から「使えない奴」と言われる
こんなケースが相次ぎました。
案件が一つだけならまだ良いのですが、数十件の未解決の事が積み上がり、自己効力感がゼロになりました。
会社での評判を気にしない僕でも、さすがにキツかったです。
これは脳が攻撃を受けたと捉え、自分を守るためにフリーズしている状態です。
普段ならブログを執筆して発散をしていたのですが、今回はそんなエネルギーはなく、違った対処法が必要でした。
釣りで回復
「このままではうつが悪化する💦」と思い、ストレス解消に試したのが
海釣り
です。
釣り堀も悪くないですが、メンタルが病んだときには自然と触れ合った方が良いと多くの本に書いてあったので、海に行くことにしました。
釣りの師匠にレクチャーを受けたところ、「ちょい投げ釣り」が良いとのことでしたので早速トライ。
※ちょい投げとは小さなオモリのついた仕掛けを軽く投げて、海底を探りながら釣る方法です
餌を海に投げたら、ひたすら魚の食いつきを待ちます。
手順は以下の通り
- 目をつぶって、竿の振動を感じる
- 魚が食いつき始めると、確かに竿の先端がチョンチョンと動きます
- 餌に食いついたときグググっと振動が増えるので、その瞬間に竿を引き上げる。
逃げられることもありますが、かかれば魚をゲットできます。
この瞬間はとてもエキサイティングで、邪念が入る余地がありません。
これはフローという状態で、脳科学的にも非常に良い状態です。
自然に囲まれ、フロー状態に入る
悩んでいたことが馬鹿らしく思えるほど、気分がスッキリします。
また、海で1日過ごしていると流石に体はクタクタになります。
家に帰れば自然とぐっすり眠りつけます。
よく寝れば次の日は回復できるので、仕事への意欲も湧いてきます。
メンタルが病み、気力が湧かないときの回復に最適です。
まとめ 釣りはメンタル回復効果アリ
今回のまとめは以下の通りです。
・板挟み状態が続くとメンタルを病む ・心のダメージが蓄積すると作業するための気力も失う ・気力を失ったときは、海で釣りをする ・自然に囲まれ、魚に集中することで脳がフロー状態に入る ・フローになり、邪念を飛ばす ・1日釣りをすると疲れるのでよく眠れる ・気づいたら回復している
釣りをすることは脳科学的にも有効(フロー状態に入れる)ですし、試してみるととても健康的な1日を過ごせました。
仕事での板挟みは防ぎようがありませんが、メンタルを病み始めたら自然の中で魚と戯れてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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