こんにちは。fsです。
最近、Twitter界隈では
「DeFiが儲かる!」
なんて声をよく聞きます。
小金を銀行に預けておくもったいなので、
「この際にDeFiに挑戦してみよう!」
早速、有名なDeFiプロジェクトのUniswapを使ってみました。
というわけで、今回はその体験談をシェアしたいと思います。
・DeFiって何? ・どんなプラットフォームがあるの? ・Uniswapってどう使えばいい?
こんな疑問を持つ方にお読みいただければ幸いです。
それではご覧ください。
DeFiとは?
DeFiとは「Decentralized Finance」の略称です。
分散型金融といい、ブロックチェーン上で構築できる金融サービスのことを言います。
要は、金融機関のような中央で金融資産を管理する集権的なシステムを必要としないサービスです。
これの何がすごいかというと、
誰でも、どこでも金融資産の取引ができる
ことです。
僕は海外在住なので、日本からの送金や住所変更のたびにとても面倒な手続きを必要とします。
つい先日、住所変更で海外キャッシュカードの更新をしたのですが、いまだに「紙の書類」を郵送するという現象が起きています。
また、シンガポールで株式投資をやっていますが、口座開設にあたりやはり「紙の書類」が多いこと😅
これだけインターネットが発達しているのに、現状の金融業界では、イノベーションが進んでいません。
DeFiであればネット環境と端末(PCやスマホ)があれば、これらの面倒な手続きを解消してくれます。
Uniswapとは?
Uniswapは中央管理者を必要としない、分散型の取引所です。
また、非営利目的であるため手数料がとても安いという特徴も兼ね備えています。
できることとしては、仮想通貨の交換や貸し出し(プール)ができます。
Uniswapのプール
Uniswapでは、流動性マイニングと呼ばれるシステムが成立していています。
これは
「暗号資産を用いた商取引の流動性を確保するのに協力すること」
を意味します。
つまり、
暗号資産(クリプト)をよりメジャーにするためにみんなでお金を預ける→取引が出るたびにリターンとして手数料を得る
ことです。
庶民ができる銀行業みたいなイメージを持っていただければOKです。
Uniswapでは資金(ETHとペアの通貨)を特定のプールに預けるだけで、報酬としてペアの通貨の手数料を得ることができます。
取得したUNIは価格が設定されているため、交換(スワップ)することが可能です。
イーサリアム関連の仮想通貨(トークン)を預ける(プールする)だけでUNIを取得することができるのは、Uniswapの最大の特徴となっています。
Uniswapのプールで稼ぐ方法
それではUniswapのプールで稼げる方法を解説していきます。
事前準備として用意するものは以下です。
- 仮想通貨取引所のアカウント
- ETHとそのペアになる通貨
- 入金や送金のためのウォレット
仮想通貨取引所のアカウント開設とETH購入
Uniswapには手数料として、ETH(イーサリアム)が必要となってきます。
ETHを購入するには、仮想通貨取引所のアカウント(口座)開設が必要です。
以下の取引所でアカウントを作り、ETHとペアになる通貨を購入しましょう。
ペアとなる通貨はなんでもOKです。
人気の通貨ペアはこちらのリンクから見られるので参考にしてください。
僕はETH/DAI、ETH/CRVを選びました。
ちなみに、シンガポール在住の方はCoinhakoがおすすめです。以下の記事で使い方を説明しているので興味のある方はご覧ください。
MetaMaskの有効化
通貨ペアを購入したら、ウォレットを使いUniswapに資金を入れる必要があります。
まず、専用のウォレットを作成します。
今回は、Google Chromeの拡張機能を利用します。
※ios版もAndroid版もサポートしているので、そちらからダウンロードも可能です
「Install MetaMask for Chrome」をクリック。
「Add to Chrome」をクリック。
ポップアップが出てくるので「Add extension」をクリック。
次に「Get Started」をクリック。
新規にウォレットを作成する場合は、「Create a Wallet」をクリック。
個人情報遵守などの事項が表示されますので、「I agree」をクリック。
続いて、新規パスワードと再度同じパスワードを入力して、利用規約に同意するに✅を入れて、「Create」をクリック。
次はバックアップするための言葉を設定画面に移行するので、「Next」をクリック。
ここでバックアップ用のキーフレーズが表示されますので、「CLICK HERE TO REVEAL SECRET WORDS」をクリック。
英語でキーワードが表示されますので、そちらの順番を覚え「Next」をクリック。
※こちらはとても重要なので、スクショなどで保管しましょう
先程メモをとった順番にキーワードを選択していきます。
全て選択したら「Confirm」をクリック。
これでウォレットの作成が完了です。「All Done」をクリックして終了です。
イーサリアム送金方法
「送信」をクリック。
表示されたところに送り先のアドレスをペーストして送金します。
ウォレットへの入金方法
ウォレットに通貨を入金する方法は簡単です。
Accout1の下に表示されているアドレスをクリックすると、入金アドレスがコピーされますので、お持ちの仮想通貨取引所のアカウントから送金ができます。
Uniswapのプールでお金を預ける
MetaMaskからの入金が終わったらいよいよUniswapのプールにお金を入れていきます。
Uniswapにアクセスし、「Launch App」をクリック。
Appを開いたら「Pool」をクリックします。
続いて、預ける通貨ペアを選択し、ウォレットに接続します。
今回はETHとDAIのペアにしています。
※預けるペアは1:1になります
※手数料はリスクに応じて設定されます。ETH/DAIの場合は0.3%になります。
そうするとウォレットとの接続画面が出てくるので、「Next」をクリックします。
続いて、確認画面に移るので「Confirm」と「Approve」をクリック。
これでプールへの預け入れが完了です。
これまでの運用成績
これまで5日ほど運用してみましたが、成績は以下の通りです。
通貨ペア | 金額 | ETHガス代 | 報酬 |
ETH/DAI | $700 | $10 | $1.5 |
ETH/CRV | $700 | $10 | $3.4 |
単純計算するとETH/DAIで15%、ETH/CRVで25%の利回りとなります。
ガス代はかかりますが、すぐ元は取れそうですね😌
使ってみて感じたUniswapのメリット
まず使ってみて思ったことは、
DeFi初心者でも簡単に使える!
ということ。
DeFiならではのシンプルなステップ
今回のプロセスはこんな感じでした。
- ウェブサイトにアクセス
- Launch App
- Pool
- 通貨ペアの選択
- ウォレットに接続
- 承認
これだけのプロセスで投資ができるのも、DeFiの優れている点ですね。
コスパの良い投資
また、プールを活用する事で、保有しているコインを減らす事なく、手数料をもらえます。
銀行の金利のようなイメージですが、日本の銀行の金利(0.1〜0.3%ぐらい)に比べ、圧倒的に高いです。
預ける→寝る→手数料が積み上がる
プールする事で何をしなくても手数料が入ってきますので、ものぐさな人にとってもオススメできるかと。
また、少額でも確実に元が取れそうなので、
早く始めるにこしたことはない!!
これが結論になります。
気をつけること
「DeFiはすぐやるべき!!」
というのが僕の結論ですが、もちろんデメリットもあります。
通貨変動のリスク
仮想通貨を預けるわけですから、それによって資産変動のリスクはもちろんあります。
例えば、急にETHやDAIが下落するとその分、資産価値は下がります。
ただ、Uniswapではプールにあるお金をいつでも引き出せるので、預けている通貨が変動しそうであれば引き上げて現金化するのもアリです。
ハッキングのリスク
全ての取引がネット上で行われるので、ハッキングのリスクもゼロにはなりません。
こればかりはDeFiをやる以上は避けられないので、
失っても死なない程度の資金で運用する
他ありません。
リターンは大きいので、「その分のリスク」と覚悟を決めてやるしかないですね😌
まとめ ちょっとした一歩が大事
今回のまとめは以下の通りです。
・DeFiによって誰でも、どこでも金融資産の取引ができる
・UniswapはDeFiの有名なプロジェクトの一つ
・Uniswapのプールを使うことで庶民でもお金の貸出/金利の受け取りができる
・コスパの良い投資なので、すぐに始めよう
・リスクはあるので、失っても死なない程度のお金を投資しよう
最初は難しく感じるDeFiですが、意味不明と思いつつも触っていたら、徐々に理解できるはずです。
いったん理解できると、
「こんなに楽しい世界があるんだ!」
とDeFiを楽しむことがあります。
このようなちょっとした一歩で、お金を稼げたり、知的好奇心が満たされたりします。
興味ある方は、今すぐにでも行動してみていただければ嬉しいです。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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