出張や海外のお客さん対応など何かと忙しい駐在員。
実はそのメリットはまだまだ知られていません。
僕が赴任する前は
・外国人相手で大変そうだけどメリットあるの? ・給料とかもあんまり変わらないんでしょう? ・わざわざ英語勉強してまで行く価値はあるのかな?
こんな疑問を抱いていました。
実は駐在員に多くのメリットがあります。
今回は僕が海外生活3年で感じた駐在員の良いところをシェアしていきます。
駐在員になることのメリット
駐在員になってよかったなと感じるのは少なくてもこれくらいあります。
- 給料が上がる
- 通勤が楽
- 仕事の裁量が増える
- 会社全体の状況がわかる
- 英語が身に付く
- ストレス耐性がつく
- 多様性に触れられる
以前の記事でも書きましたが、駐在員は結構大変です。
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それでも僕は駐在員には大変さを上回るメリットがあると確信しています。
給料が上がる
まずはうれしいお知らせです。海外勤務になると給料が上がります✌️
どの会社もそうだと思いますが海外勤務手当が支払われます。
会社によってばらつきはありますがざっくりいうと日本の1.3〜1.5倍くらいになるイメージです。
僻地で勤務する場合はこれに加えでハードシップ手当というものがつくのでさらに上ります。
ハードシップ手当は地域によって決められているケースが多いです。
駐在員になると赴任地で住民登録をすることになるので日本の地方税がかかりません。
月数万円くらいのメリットがあります。
あとは大きいのが家賃です。
ほとんどの場合は会社負担になりますのでこれも駐在員のメリットと言えます。
日本に比べ確実に貯金は増えます。
通勤が楽
会社が家賃を負担してくれるので、駐在員は基本勤務先の近くに住みます。
地域によっては運転手もつきます。
公共交通機関を使う場合は30分以内で通うことができますし、運転手付きの場合は車内で寝ることができるので通勤は圧倒的に楽です。
日本みたく毎日満員電車に揺られ、会社につく頃にはクタクタなんてことはありません。
日々の業務に集中できる環境が整っているので仕事好きな人にはもってこいです。
日本での通勤が耐えられなくなるくらい楽です😅
仕事の裁量が増える
海外赴任になると日本で担っていた役職より1〜2段上になるケースが多いです。
例えば日本で課長なら海外拠点だと部長みたいな感じです。
役職が上がれば自然と自分で決められる範囲も増えるので大きなやりがいにつながります。
もちろんひとつひとつが自分の責任になるのでストレスも増えますが、仕事をコントロールできるようになるのは想像以上に楽しいです。
これも駐在員の魅力のひとつと言えます。
また、日本だと担当→課長→部長→役員みたいく承認プロセスが長いですが、海外だとそもそも人が少ないので直属の上司に了解を取ればOKのケースが多いです。
「仕事ってこんな速く進められるのか」と思うこともしばしばあります。
日々の仕事に閉塞感がある方は一度海外に出てみることをオススメします。
会社全体の状況がわかる
意外かもしれませんが、日本にいるときより会社全体の状況が見えたりします。
理由は2つあります。
- 海外では部署間の垣根が低い
- 経営陣と話す機会が増える
複数の商品を取り扱ったり、各事業会社のサポートをしたり海外では組織横断的な仕事が多いです。
自然と関わる人間が増えていくので情報も集まりやすくなります。
結構な頻度で経営陣が出張ついでに駐在事務所に寄ることがあります。
その際は会食も一緒にするので差し支えのない範囲で全体の状況を聞くことができます。
駐在は会社全体を知るいい機会にもなります。
英語が上達する
もちろん個人差はありますが、間違いなく英語は上達します。
海外にいると英語を話さないという選択肢がそもそもないからです。
会議、商談、メールのやり取りは基本英語でやりますので、必然的にリスニング、ライティング、スピーキングのスキルがつきます。
このように日々英語の使用を強制されるのでどんなに英語が苦手な人でも簡単なコミュニケーションはできるようになります。
ネイティブのようになるのはなかなか難しいですが、海外のお客さんとのやり取りに苦労しなくなるのは充分なメリットと言えます。
簡単な英語でもできるのとそうでないのには雲泥の差があります。
ストレス耐性がつく
英語、不慣れな職場環境、家の設備の故障などなど。
海外では毎日のように失敗やトラブルを経験することになります。
上手くいかないことばかりなのでストレスが蓄積されていきますが、ひとつひとつ乗り越えていくと気づかないうちに動じない心が手に入っています。
スポーツのトレーニングと同じように、
負荷(ストレス)がかかる → 回復して強くなる
これを繰り返していくうちに自然と鍛えられていきます。
海外はトラブルだらけなので過ごしているだけで逞しくなっていきます。
多様性に触れられる
海外で一緒にするのはほとんど外国人です。
人生観や仕事の進め方などが日本とは全く違うので日々驚かされます。
お客さんや現地社員と話していて「こんな考え方があるんだ😲」と感じることが多々あります。
中には素晴らしいアイデアもあり、日本でも取り入れるようにしています。
普段の仕事で多様性に触れられるのは海外駐在員のメリットのひとつです。
多様な考えを経験すると自分の引き出しも増えていきます。
まとめ メリットたくさん 一度は経験すべし
いかがだったでしょうか。
繰り返しになりますが、駐在員のメリットは
・給料が上がる ・通勤が楽 ・仕事の裁量が増える ・会社全体の状況がわかる ・英語が身に付く ・ストレス耐性がつく ・多様性に触れられる
忙しく大変はことも多い駐在員ですが、このようにメリットもたくさんあります。
会社人生で駐在を経験できる期間はとても短いので一度は経験してみることをオススメします。
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