2025年Q1 オススメ書籍10選

書籍

こんにちは。fsです。

すっかり春らしくなり、今年も3か月が経ちました。

さて、今回も恒例の書籍紹介です。
僕が今年の第一四半期に読んだオススメの本を紹介したいと思います。

本好きの方はぜひお読みください。

2025年Q1 オススメ書籍10選

それでは早速紹介していきます。
今回は10冊ほどピックアップさせていただきました。

リーダーの言語化

面白そうだったので書店で購入。
リーダーが自分の頭の中を明確に伝えられるようになれば、チームはまとまる。

Tips;

  • 大事なのは明確に理解しあうこと
  • 経営課題はゴールと現状のギャップ
  • 現場リーダーのミッションはアクションの言語化
  • メンバーに結果を出してもらうために考え、行動すること
  • 定性的なゴールは〇〇できる状態と言い換えると明確になる
  • 定義=達成に必要な条件を挙げる
  • 差別化は顧客が欲しいと思っている、既存商品ではそれができない、自社で提供できる
  • 目標とアクションプランはセット
  • 無駄は「なくしたらどんな変化が起きるか?」で判断する
  • ダイバーシティとは自分と相手が持っているべきを理解する

わかりやすさとは「把握できて、納得できて、再現できること」。
リーダーの入門書に最適。おすすめです😌

戦略的いい人 残念ないい人の考え方

タイトルをみて、書店で購入。
誰とも戦わず、人の力を借りまくって成功する生き方を教えてくれます。

Tips;

  • がんばることは成功とは無関係
  • 成功するのは誰かを幸せにした人
  • 相手が喜ぶことを先にする習慣をつける
  • 勝てそうな人が圧勝するのを手伝う方がコスパが良い
  • 大志はあるけど、自分では実現できなくても良い
  • 人は金銭よりも居場所と役割がある方が組織への愛着が湧く

ガツガツしなくても、成功できるという点が印象的でした。
競争や人に頼るのが苦手な人にオススメしたい一冊😌

ドンキはみんなが好き勝手に働いたら2兆円起業になりました

とても面白そうなので購入しました。
ドンキという組織についての物語です。

Tips;

  • ドンキの現場は大胆な権限委譲がされている
  • 顧客の期待するブランド像と提供価値が近いことが顧客にとっての良い体験
  • ドンキは買い場だけでなく商品自体も面白くなければならない
  • 商品会議では便利さ、面白さ、やすさを紐解きながら”違い”をつくる
  • アイデアは極端に尖ったものから議論する
  • ダメ出しから顧客の声を拾っていく
  • プロセスをコントロールしないのが権限委譲

顧客目線にとことんこだわったドンキという会社の運営がよくわかる一冊。
読み物としても素直に面白い。オススメです😌

その悩み、佐久間さんに聞いてみよう

上司には上司の、部下には部下の悩みがある。
悩み相談の名手である著者が、仕事のモヤモヤの解決法を教えてくれます。

Tips;

  • 悩みや不満の多くは承認欲求とメンツ→相手から逆算して原因をひも解く
  • 上司は感情よりも「自分にプラスになるかどうか」で動く
  • 仕事相手と友達を混同しない→過度に期待することがなくなる
  • 成果が上がれば組織の雰囲気は勝手によくなる
  • 管理職のポストについておけば実地でマネジメントを学べる
  • 40代以上はパフォーマンスが落ちる前提で段取りを進める

モヤモヤすることがあっても感情的にならず、自分や相手を冷静に見つめ、対応を考えることが重要だと気づかされます。
組織で働くすべての人にとって参考になる考え方が盛りだくさん。おすすめです😌

仕事のできる人の当たり前

仕事ができる人は、当たり前にやるべきことを常に意識し、徹底して実行している。
本書では当たり前すぎて誰も教えてくれない行動や考え方を解説してくれています。

Tips;

  • わからなければ、素直にわからないと認める
  • 事実を伝えるときは、自分の承認欲求や保身の感情を抑える
  • マルチタスクはやめ、一つ一つの作業を明確に区切る
  • 議論を進めるためには言葉を定義する
  • 形容詞と副詞はできるだけ省く(曖昧さをなくすため)
  • メンバーの特性に合わせ、仕事は工程を見える化して渡す
  • やったことがない業務は自分が行動できるレベルまでTo doを洗い出す

たしかに当たり前のことですが、意外とできていないことが多いことに気づきます。
特段難しいことをしなくても、本書の内容を意識するだけでデキる人につながる。

すべてのビジネスパーソンにおススメしたい一冊😌

あいては人か 話が通じないときワニかもしれません

人間の行動のメカニズムを学んで、人付き合いのストレスを減らすことはできるのだろうか?
本書では、脳科学の知識を頼りに人付き合いの対応を教えてくれます。

Tips;

  • 脳には、ワニ(非常事態)、サル(理解と共感)、人(理性)の3つのモードがある
  • どの反応も脳のプロセスでしかない
  • 話を聞くときは少しだけ自分の見方を手放す
  • 信頼関係の一歩は”相手との同期”
  • 人は他者の動作に反応する→自分の振る舞いがその後どうなるかを見越して行動する
  • 不平は無料のコンサルアドバイスととらえる
  • どんな行動にもポジティブな面を見つける→脳はネガティブな反応の方が強い
  • 相手を理解するにはその人の脳の構造に踏み込む
  • 己の沈静化システムを育てよ

ストレスを受けても、自分や相手がどのような脳の状態になっているかを見極めれば冷静に対処できることを本書では教えてくれます。

やはり脳のメカニズムを把握することは大事ですね。
コミュニケーションの知識書として、有用な一冊。おススメです😌

ベンチャーの作法

いつも忙しく、人手が足りない。課題が放置されている中、速さと成果が求められる。

そんな世界で活躍する方法を知りたくありませんか?

本書では、成長途上にある組織で結果を出す人が実践している働き方を紹介してくれます。

Tips;

  • ベンチャーで求められることは「結果を出すこと」
  • 担当業務の範囲を超えてでも結果を出せる人が必要とされる
  • 裁量を得るために大事なのは言われたことをまずやること
  • 環境が変わったときは、これまでの経験をアンラーニングしてみる
  • モチベーションは結果を出せば勝手に上がる
  • 型や仕組みをつくる人は重宝される
  • 時代遅れの働き方でも結果が出るならやる
  • 周囲からの批判は慣れろ!
  • 人に動いてもらいたいなら、まずは自分が働く
  • 「関係のない仕事」は組織に存在しない

結果にコミットしつつ、柔軟に働くマインドはどんな組織でも参考になるのではないでしょうか。

すべてのビジネスマンにおススメしたい一冊😌

部下をもったらいちばん最初に読む本

組織はバスに、マネージャーは運転手、メンバーは乗客に例えられます。
プレイヤーの免許証とマネージャーの免許証は別物。

本書では優れたマネージャーになるための指導をしてくれます。

Tips;

  • マネジメントとは人を介して仕事をする技術
  • 最終到達点はメンバーの成長を通して組織のパフォーマンスを最大化すること
  • マネージャーとメンバーでは経験値が違うので、期待した成果が出ないのは当たり前
  • メンバーは自分より有能であることを前提にやる
  • 相手のラインに期待値を合わせる
  • 目的は目標を達成するための必要な動機
  • マネージャーがしなければならないのはメンバーの成長からの逆算
  • 組織の中で大切にしたい価値観を言語化する
  • 文化は一気に変えようとしない
  • 任せるときの前提も育成

上司も部下を選べるわけではありませんが、メンバーも上司を選べないので配属された場所で花を咲かせるしかありません。

完璧な上司は存在しないですが、少しでもよりよいマネージャーになる努力は必要。
そんなことに気づかせてくれる学びの多い一冊。おススメです😌

SLOW 仕事の減らし方

メールやチャットに素早く返信し、大量の会議をこなす。これが仕事のできる人のイメージだ。
一方、ゆっくりと静かに働く方が生産性が高い可能性もある。

本書では、黙って「クオリティの高い仕事をする」スローワーキングの基本姿勢を教えてくれます。

Tips;

  • 引き受ける仕事を減らした方がアウトプットは増える
  • 余裕があるうちに仕事を増やしていたら、負荷は常に危険水域になる
  • 毎日、「今日達成すべきゴール」を意識する
  • 重要な仕事は時に集中し、時に休む
  • 心地よいペースで働くには見積もった時間×2
  • 重要な仕事を成し遂げるカギは、一回も間違えない完璧さではなく、何度でも戻ってくる粘り強さ
  • 仕事をする雰囲気も心地よく仕事をするカギ

良いアウトプットには余裕が必要で、これは意識しないと忙しさに負けてしまいます。
短期間で全てを完璧に仕上げるのではなく、ゆっくりと質を追及する。
現代人が忘れがちなことに気づかせてくれる一冊です😌

あの国の本当の思惑を見抜く地政学

あの国はなにがしたいのだろうか?

これを理解しないままだと、ニュースをみてもいまいち腑に落ちません。

本書では「変わらない地理」という視点で地政学を見ていきます。

Tips;

  • 大国間の争いは、大陸国家の台頭を海洋国家が抑えることで成り立っている
  • 大陸国家は攻撃有利で、海洋国家は防御有利
  • 防御有利の世界では戦争は起きにくくなる
  • 近い大国同士は9割が軍事対立を抱える
  • 緩衝地帯が長期間中立であることはありえない
  • ウクライナのNATO加盟はロシアにとって脅威→現在の状況
  • 中国は第一列島線を突破する目標を持っている→尖閣、台湾問題
  • 日本は他の海洋国家の支援なしでは安全保障を確立できない→日米同盟

今、なぜ戦争がおきているか?中国やロシアの緊張はなぜか?

地理という切り口からみると非常にわかりやすく、ニュースの理解度もあがります。
社会人だけでなく学生にもおススメしたい一冊😌

まとめ

いかがだったでしょうか。

帰国後は日本の書店で面白そうな本を探すのを日々の楽しみにしています。
これからも印象に残った本は当ブログでどんどん紹介できたら幸いです。

今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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