2023年Q4 オススメ書籍7選

仕事

こんにちは。fsです。
早いもので、2023年もあと1日になりました。

さて、前回の書評から3ヶ月ほど経ったので僕が今年の第四四半期に読んだオススメの書籍を紹介したいと思います。
本好きの方はぜひお読みください。

2023年Q4オススメ書籍7選

それでは早速紹介していきます。
今回は7冊ほどピックアップさせていただきました。

解像度を上げる

『提案を作ってみたが、何かが抜けている感じがする🤔』
『後ろ向きなメンバーへの説得力が欠ける😓』

こんな経験をしたことはないだろうか。

このような状態は解像度が低いことの表れ。
本書では仕事の深さと広さを向上していくためのノウハウを教えてくれます。

Tips;

  • 優れた起業家はみんな解像度が高い
  • 解像度の高さは、深さ、広さ、構造、時間で測れる
  • 何にでも当てはまる洞察は解像度がまだまだ低い→7段階ほど掘り下げてみる
  • 受動的に処理していた世界を積極的に見ようとすることが大事
  • 企画の段階ではメッセージラインだけのスライドでOK
  • 情報を得たらすぐに思考し、行動する
  • 課題以上の価値は生まれない→課題の解像度を上げることにフォーカスする
  • 訴求点がイマイチのとき「解決できなければどのくらいの金を失うか」という考え方もアリ
  • 逆張りと検証はセット
  • チームで取り組みときはまず視座を合わせ、次に分担する
  • 構造化は重要ではないものを省くためにある(その際は行動を起こせるレベルまで分ける)
  • 行動を起こすときは、解決するための最低ラインを設定し課題に取り組む(意向合意書など)

解像度を意識すると、「話のわからない人だな💢」という感情から、「どうしたら通じるか?」を真剣に考え、自分の考え方や伝え方を見直すことができるようになります。

自分の仕事レベルを1段階上げるのに最適な本。とてもオススメ😌

Invent & Wander

Amazonの創業者、ジェフ・ベゾスが投資家に向けて書いた手紙集。
以前から同社の事業のスピードに感銘を受け、どのように組織を運営しているのか興味があり購入しました。
読んでみると、参考になることが盛りだくさん。

Tips;

  • アマゾンでは役員に対して気軽に提案できる
  • まずは規模拡大で成長を優先させる
  • 長期的に市場のリーダーとしてのポジションを得られるかどうかが大事→これができなかったらあまり意味がないというのがジェフの考え
  • 長期に目を向けることで失敗と反復が許容され発明につながる
  • 新規事業は成長率で評価
  • 客に愛され、規模があり、リターンが高く、継続性があるなら即刻取り組むべきこと
  • 企業文化が変わらないのはその文化に合う人が自然と集まるから
  • 投資に対してのリターンが100倍あるのなら、成功率10%程度でも賭けてみるべき
  • 仕事がつまらないときは、「プロセスに支配されてないか?」自問してみる
  • 意思決定が早い組織は楽しい!また、決めたことを取り消せることも大事
  • 反対の立場でも決めたことをコミットするのがAmazonの文化
  • 意見が食い違った場合は時間をかけず上位層に判断を仰ぐ
  • リスクをとって失敗することもお客さんに提供できるサービスの一つ
  • 難しいことをどれだけ積み上げ来たがで信頼度が決まる

何より発想が大胆かつシンプルで面白い!

これを実践している日本企業はまだまだ少ないですが、良いところを取り入ればまだまだ世界で戦えるはず。
そんな新しい気づきを与えてくれる本です😌

人脈なんてクソだ。

博報堂を辞めて起業した著者が書く、これからの仕事術。
熱量とスキルを兼ね備えており、参考になることが盛りだくさん。

Tips;

  • 何事も勇気のある提案から始まる
  • 企業は個人の思想を形にするための器
  • お客さんに「これって困ってない?」って聞いてあげるとプロジェクトが動き出す→課題を設定する力は大事
  • 反発があってこそようやくスタート→議論のきっかけになる否定は受け入れよ
  • 型がないと打席に立たせてもらえない→基礎を怠らない
  • 良い社員には思想と環境を与える
  • 学びの主導権は教わる側にある→誰からでも学べることはある
  • 仕事のストレスは仕事で取り返す
  • アイデアは常に社会との関係の中にある
  • 収益性がイマイチなときはリピート率で見る
  • 違和感を言語化してみると議論が活発になる

当たり前のことではあるが、ここまで明確に言語化されていることに驚愕しました。
また、著者の運営するGOの仕事の一部を覗けることも良いです。
クリエイティブな仕事をしたい方にオススメしたい一冊😌

キーエンス思考✖️ChatGPT時代の付加価値仕事術

これからは生成AIを使いこなせる人とそうでない人の差は広がっていく。
本書は成果に直結するChatGPTの使い方を教えてくれる本です。

Tips;

  • 自己否定を受け入れてChatGPTと共存する心構えを持とう
  • プロンプト(質問)の例を覚えてChatGPTの操作に慣れよう
  • ChatGPTはこんなときに使える;

   ①ポイントを3つ出せないとき
 ②スピーチ
 ③クレームの謝罪文
 ④プレゼンの大枠を決めるとき
 ⑤コーチング
 ⑥新しく挑戦する業界の概要を学ぶとき

  • セールスの仕事は付加価値を生み出す作業に変化していく

本書の内容を知っているのとそうでないのとでは業務効率が大きく変わります!

特に仕事の進め方に迷ったときや、基礎知識がないときにはまずChatGPTに聞いてみることで”迷う時間”を大幅に削減できます。

若手社員のときに読みたかったなと思う一冊。
全ての社会人にオススメしたい本です😌

amazonのすごいマネジメント

自分のマネジメント能力が頭打ちと感じたので、本書を購入し勉強することに。
アマゾンでは「チーム全員がリーダー」という理念があり、それに準じた組織運営が具体的に書かれています。

Tips;

  • マネジメントは会社の理念を実現させること
  • 結果と結びつかないときはその人のアクション(行動目標)を評価する
  • アクションが明確でないときは、”自分の行動が人に与える影響”を意識させる
  • 目標に迷ったときはお客さん視点で考える
  • 高すぎる目標でも達成に必要なことを考えて後押しする
  • 部下が行き詰まったときはより手間と時間をかける
  • 仕事の割り当てはその人のキャリアにつながるように配慮する
  • アマゾンでは「最初の失敗は叱らない」というルールがある(チャレンジを促すため)
  • 1on1ミーティングは定期的に行うべし→成績が上がらないときは、行動目標の達成度が伴っていないケースがほとんど
  • 管理職の後任は行動指針を実践し、結果を出す人を選ぶ
  • 業務効率化を進めるためには、仕組み化を個人目標に入れることも一案
  • 議事録にはネクストアクションを必ず記載

世界を代表する企業なだけあり、合理的な仕組みがあちこちで取り入れられています。
チームマネジメントの参考になる実践方法が盛りだくさんなので、管理職の方にはぜひ一読いただきたい一冊。
オススメです😌

人望とは何か?


”人望とは何か?”管理職なら少なからずこういった問いは持つはずです。

本書では企業における人望の育て方を物語形式で説明してくれています。

Tips;

  • 議論するときは同じ視点で
  • 仕事における指示は「いつまでに」と「何を」を明確にすることが重要
  • 組織が持つ価値観を体現する人が人望を集める
  • 人望は最終的に組織が抱える矛盾を乗り越える

小説+解説付きの構成になっており、スラスラ読めます。
人望のある管理職が、さまざまな組織の問題を乗り越えていく姿はとても読み応えがあります。
管理職の方にオススメしたい一冊😌

カーボンニュートラル超入門

SDGsの取り組みの一つ、カーボンニュートラル。
本書では、その基礎から実例までとてもわかりやすく学べます。

Tips;

  • 2100年までに地球の気温は5.7℃上昇する
  • 脱炭素化の取り組みを行っている企業の株価は上昇し、炭素排出の多い企業は投資も融資も受けられなくなる
  • 石炭火力は英仏独いずれも全廃する方針が出ている
  • 洋上風力発電は必要な部品数が多いので、関連産業への波及効果が大きい
  • 水素の市場競争力を高めるには10分の1までコストを下げる必要がある
  • パワー半導体を使うと、電力ロスを大幅に軽減できる
  • コンクリートでCO2を固定化する
  • アンモニアはグリーン成長戦略の注目素材(水素輸送や火力発電の混焼)
  • GAFAMは事業のエネルギーを再生エネで賄う

素材産業で働く僕にとっては、とても参考になりました。

これからはCO2の排出にも目を向けないとビジネスを広げることができないようになってきています。
逆に、そこにスポットライトを当てれば、大きなビジネスチャンスも出てくると思います。
とてもわかりやすい構成になっているので、入門書としてオススメです😌

まとめ

いかがだったでしょうか。

今年一年はビジネス書を中心に200冊以上の書籍にお世話になりました。
読んだ本の内容を少しでも実践することで、

  • 新しいプロジェクトの獲得
  • マネジメントの実践
  • 本社のからの予算の獲得

など、確実にレベルアップができました。

やはり本は良いですね😌
これからも印象に残った本は当ブログでどんどん紹介していきたいと思います。

来年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。

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