こんにちは。fsです。
早いもので、2023年も折り返しを迎えています。
僕の方は相変わらず暇さえあれば本を読み、月に10冊ほどの読書は継続できています。
という訳で今回は、僕が今年の第二四半期に読んだオススメの書籍を紹介したいと思います。
本好きの方はぜひお読みください。
2023年Q2 オススメ書籍9選
それでは早速紹介していきます。
今回は9冊ほどピックアップさせていただきました。
ストレスゼロの生き方
ストレスが全くないというインフルエンサーであり、著者のTestosteroneさん。
本書では彼の考え方をシェアしてくれています。
テストステロン流;
- やめることは立派な意思決定→次への第一歩になる
- 幸せの形は一つではない→時代や社会が決めた幸せの形お金や地位がなくても大丈夫
- 世間帯なんて関係ない、あなたが幸せならOK
- モチベーションが保てないということは、心からやりたいと思っていない→やめてOK
- 人間の機嫌なんて時限爆弾みたいなもの→交通事故にあったと思って開き直る
- 夢なんて無理に持たなくても良い→そのうちやりたいことに出会う
- 話が通じない相手は地震みたいなもの、出会ったら運が悪い
- 他人の意見に従おうが、己の心に従おうが、責任を取れるの自分だけ
- 断るのは失礼でも何でもない→断りたくなるような頼み事をしてくる人の方が問題
- 全てのイライラは期待から生まれる→他人に期待するのをやめる
- 他人のためと思って行動しても結局自分のため→これを認識すると恩着せがましくならない
- 交友関係の8割は尊敬できる人で固める
- 成功も失敗も3日で忘れると良い
- 世の中は良い、悪いの二元論で語れるほどシンプルではない→人と議論するときは、多少の矛盾は気にしない方が楽
- 他人の愚痴を聞くのは疲れるのと同じように、自分の愚痴も人を疲れさせる→愚痴や悪口や最小限にとどめる
- 元気がないときは「1人の世界」に逃げる
- 全力を尽くした自分を誇れ→一心不乱に挑戦できることなんてなかなかできることではない。
- 失敗は勲章→勇敢にチャレンジしたという証拠
- 調子のいいときは誰でも頑張れる→絶不調の時にどうするかで真価が決まる
- 世の中に解決できない問題はあるが、改善できない問題はない
ストレスが溜まったときに使えるマインドセットが盛りだくさんです。
人生のバイブルとして、全ての人にオススメしたい一冊😌
会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているかもしれない。
勤めている会社に閉塞感を感じ、購入しました。
本書では、会社が私たちを不幸にしている問題について掘り下げてくれます。
- 会社そのものには実態がなく、経営者の人格が出る→経営者を信頼できるかどうかが大事
- 取締役の権力は強く、簡単に彼らの給料を上げることが可能
- 出世するには「経営者に選ばれ続ける」という我慢を強いられる
- 我慢レースに耐え、権限が強くなった頃には全盛期は過ぎている
- 理念がない経営者は、他人から批判されないように売上と利益を向上させることを目的に経営する
- 売上や利益が高い=良い会社ではない
- 会社のビジョンと自分のビジョンを重ね合わせられるかどうかが大事
- 「会社が楽しい」と即答できない場合は、立ち止まって考えてみた方が良い
- 経営者と夢を重ねられなければ転職もあり
この本では自分のやりたいことと会社のビジョンを合わせることの重要さを説いています。
自分の価値観を掘り下げて、それに合った会社を選ぶことが大事です。
就活生や悩める社会人の方にオススメしたい一冊😌
即答力
目の前のことに即答するか否かで、すべては変わる!
本書では即答力のイロハを教えてくれます。
- 万国共通のコミュニケーションの基本が即答力
- 即答力とは自分に起こり得ることに対する感謝の気持ち
- 相手とのやり取りに即答することでチャンスを掴める
- 「答えられない」と即答することも大事
- 質問も躊躇わすべし
- 部下の問いにすぐに答えられるようにいつでも準備しておく
- 何を優先すべきか考えることも即答力
- トラブルが起きたときは、相手にできる限り早く自分の顔を見せることが大事
- 仕事の目標に日時をつける
- 常にメモをとり、即答の基礎となる習慣をつける
海外で仕事をしている僕は、即答の重要性を日々実感しています。
早く答えられるかどうかで、仕事のアウトプットが変わってくるからです。
赴任前に読みたかった一冊です😌
なお、即答力に関しては別の記事で書いておりますので、興味ある方はそちらもご覧ください。
うちの職場がムリ過ぎる。
官僚的な組織に嫌気が差していたところ、この本を見つけました。
組織の言いなりでは、思考・行動できない人間になってしまう。
従来の統制管理型のモデルでは、これからの世界で太刀打ちできなくなってしまう。。。
本書ではそんな日本企業特有の古い考え方は無理ゲーであり、現実に向き合い正しくアップデートする必要性を説いています。
- 統制管理型のマネジメントでは、経験したことのないトラブルや新しいやり方を考えろと言われても考えることができない→現状を変えようと思っても、周りは一切興味を持たないし、むしろ煙たがられる
- 従来の働き方やルールを変えず、新たな発想を期待するのは無理ゲー→何かを変えたないなら自らファーストペンギンになる必要がある
- 新しいことにチャレンジするときは許可を求めず謝罪する(やってみて何か言われたら後で謝る)
- 叱責や否定の多い職場は、保守的かつネガティブになりやすい→肯定的な行動の積み重ねが大事
- 硬直的な上司に当たったら、対話する相手を他の有力者などに変えてみる
- ある程度の余白や裁量がないと良い発想も生まれにくい→大袈裟な成功体験を1年かけて生み出すより、小さな成果を1ヶ月で出す
- ミスを許さない文化とイノベーションは相性が悪い
- 視野を広げる越境業務を、当たり前のプロセスにしていく必要がある
- テキストコニュニケーションに慣れると、不要なやりとりが減る
- 煩雑な間接業務で本来の価値を創出する機会や集中力を奪うべきではない→辞めることを評価する制度も必要
- 変革のためには「めんどくさい」「やめたい」「理不尽だ」という心の声が大事
頑張っても無意味?そんなことはありません。
日々の違和感を大事にし、変革のためにファーストペンギンになり、小さな改善を繰り返していけば良い。
そんなシンプルな心がけの大事さを教えてくれる本です。
全ての社会人にオススメしたい一冊😌
良い人をやめれば人生上手くいく
ついつい他人に合わせてしまう。。。
そう思って本書を購入。
良い人をやめれば、他人の目を気にすることがないので疲れない。しっかりした自己を確立できれば、孤立しても堂々としてられる。
そんな人生を送るために、「あらゆる状況にかんしてポジティブな捉え方ができるよう」教えてくれます。
- いい人は元々気配りの達人なので、ちょっとくらい自分を出しても嫌われにくい
- 世界の広さを決めるのは人脈ではなく、視野の広さと自分と違うものを受け入れる度量
- 会社では人間関係よりもパフォーマンスに焦点をあてるべき
- 付き合わない人間を定義し、その人からは距離を置くか無視すればよい
- 同級生も同僚もたまたま同じ時期に集まっただけの作られた人間関係
- 目先の収入が減ったとしても、月曜日に起きられる職業に就く方が価値のある生き方
- 一人ご飯が気になるのは、本人が勝手に居心地が悪いと考えてるだけ
- 他人との対立を必要以上に恐れなければ、人間関係は楽になる
- 自分を嫌いな人がいるということは自分の意志で生きているという証拠
- 苦手な人と付き合うメリットを他の人で代替できるか考えてみる
- 感謝の気持ちを持つことで自然体で笑顔になれる
- 理不尽なコメントには「それで?」で返す
- 判断や行動に自分なりの根拠や理由を考える習慣をつけると価値基準が見えてくる
- 好きな事、得意な事、裁量権を持てる状態を作る→ポジティブに働くことにつながる
- 自分の問題解決に貢献してくれる人は実は友達ではないことが多い
- 世間体とは「他人からこう思われたからどうしよう」という自分の中にある恐怖感
自分らしく生きるための具体的な道筋を教えてくれる本です。
「他人の目を気にしがちで人生を楽しめない」
そんな感情を持つ全ての社会人にオススメしたい本です😌
ビジネス教養としての半導体
半導体関連の仕事が増えてきたため、本書を購入。
家電やPC、自動車など、幅広い用途で使われている半導体ですが、実際にどういったものなのか意外とわかっていませんでした。
本書では、教養としての半導体を教えてくれます。
- 半導体は他の何物にも変えられない
- 半導体業界は多額のお金が動く巨大産業
- 半導体のサプライチェーンは危ういバランスの上に成り立っている
コロナ禍で半導体不足がニュースになりましたが、業界構造を知れれば何が起こっているかざっくりと理解することができます。
ほかの解説書よりも要点がシンプルにまとめられているので、入門書としては最適です。
半導体関連で働く方にオススメしたい一冊😌
すみません、金利ってなんですか?
社会人になって十数年経ちますが、金利や税金、保険など、お金の知識がなかったため購入してみました。
本書では、生きていくため最低限のお金の知識をとてもわかりやすく解説しています。
- 日銀は公開市場操作で金利をコントロールしている
- 長期金利は10年ものの国債がベース
- 単利と複利の違い
- 所得控除とは?
- TOPIXと日経平均の違い
- 株式市場の終値は次の動きを読むバロメーター
- 国債は国への投資
- REITで土地に少額投資できる
- NISAと積立NISAの違い
- 証券会社で特定口座を開いておけば確定申告を省略できる
- 信託銀行、信用金庫、信用組合って何?
- 保険の種類(貯蓄型/掛け捨て)
- 保険会社はその他大勢の「保険に入ったけど病気も怪我もなかった人」から利益を得ている
- 確定拠出年金の概要や種類(DC/iDeCo)
どれもニュースやSNSで出てくる言葉ばかりですが、お金に関して、ちょっとした知識がなければ必要以上に不安を感じてしまいます。
そんな悩みを解決してくれる本です。
解説本はたくさんありますが、こんなにわかりやすく説明してくれる本は初めてでした。
全ての社会人にオススメしたい一冊😌
居場所。
「ひとりぼっちの自分とうまく付き合いながら、なんとなくのすみかを見つける」
ために何をしてきたか?
吉本興業の会長である著者が自らの経験を元に語るエッセイ。
- どんな土俵にもが独特のルールがあるが、置かれた場所で咲けないなら別の場所にいけばいい
- 目指すゴールが違うのに、競争したところで意味がない
- 自分が楽しさを感じられるようになれば軸が自分に戻る
- 相手と意見が異なったら、ボケとツッコミをイメージし、意外なオチを考える
- 自分専用の避難場所があると、限界まで頑張らずに済む
- 企画は40%で会議に出してみる→未完成なうちに共有した方が客観的な意見が聞ける、いろんな気づきが得られる
- 夢や目的がなくても、きっかけさえあれば、誰かと出会ってそこから生まれるものもある
- 特に目標がないなら、頼まれたことをやればいい
- わかってもらう必要がない人に、わかってもらおうとして費やす労力があるなら、ほかのことに使った方が良い
- ルール違反を「許す許さない」の前に、ルールそのものを見直す
特に野望がなくても、それなりに楽しく社会人生活ができるんだなっと感じました。
なかなか目標を見つけられなくてモヤモヤしていた若い頃の自分にオススメしたい本です😌
13歳からの地政学
地政学に興味があるものの、頭の悪い僕は本を読んでもよく理解できていませんでした。
少しハードルを下げ、本著で基礎から学んでみることにしました。
- なぜ中国は南シナ海を欲しがるのか?
- 国内の治安維持に国防費よりお金をかける国がある
- 戦争を経て国のリーダーになった人は意外と多い
- NATOは小国と大国のバランスをとっている
- 王様の存在は国民の求心力を作る
- 大国の人は外国語が苦手
- アフリカにお金がない理由は?
- 民族問題の大きい国では民主主義が機能しにくい
アンティークショップの叔父さんが、学生に対して会話形式で地政学を教えています。
とても読みやすいので、学校の教科書よりも頭に入ってきやすいです。
地政学の入門書として、ぜひオススメしたい一冊😌
まとめ
いかがだったでしょうか。
自分の経験から生み出せるアウトプット量なんてたかが知れています。
なので、ときには本から新しいアイデアを拝借することが大事です。
これからも印象に残った本は当ブログでどんどん紹介してたいと思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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