シンガポールのコロナ対策のすごいところ

シンガポール

こんにちは。fsです。
コロナ危機からもうすぐ2年が経ちます。
仕事ではオンライン会議が普通になり、毎日のように日本の担当者と打ち合わせをしています。

ことあるごとに、

「シンガポールのコロナ状況ってどうなの?」

と聞かれますが、いつも

「シンガポール政府のコロナ対策はマジですごいです!!」

と答えています。

そんなわけで今回は、『シンガポールのコロナ対策のすごいところ』をシェアしていきたいと思います。

  • これからシンガポールに来られる方
  • シンガポールへの移住を検討している方

にお読みいただければ幸いです。
それではご覧ください。

シンガポールのコロナ状況

2021年10月2日現在、シンガポールのコロナ状況は以下のとおりです。

シンガポール日本
人口568万人1.25億人
感染者数10.2万人170万人
死者数107人17,719人
コロナ状況比較
※2021年10月2日現在

人口一人当たりの感染者数は多いですが、死者数は極めて少ないことがわかります。

シンガポールのコロナ対策のすごいところ

僕はコロナ危機からずっとシンガポールに滞在していますが、重症はおろか、感染すらしていません。
というか、とても平和に生活ができています。
それはシンガポールのコロナ対策が非常にしっかりしているからだと思っています。
以下の5点がすごいところです。

濃厚接触者の対策がすごい

コロナウイルスが広がらないように、濃厚接触には対策がしっかりされています。
具体的には、

  • 住民全員の行動をアプリ(Trace Together)で管理(監視?)
  • シンガポール保健省(MOH)が濃厚接触者を厳密に管理している(該当者に電話がいく)
  • 濃厚接触者を腕輪で識別し、隔離施設(ホテル)まで輸送する
  • 5〜14日間の隔離
  • 隔離期間は、毎日の検温とPCR検査2回を行う
  • 隔離ルールを守らなかったら罰則(S$10,000の罰金または6ヶ月の懲役)

このような対策がとられています。

濃厚接触者になると保健省(MOH)からこのような通知がきます
必ず従いましょう
濃厚接触者にはこのように腕輪がつけられます
隔離期間専用のアプリで体温報告
PCR検査もオンラインでの報告が義務化されています

監視されているようで少し窮屈ですが、感染を抑えるために政府が必死で取り組んでいるとも言えます。

高いワクチン接種率

シンガポールのワクチン接種率は1回目が85%、2回目が82%と非常に高い数字になっています。
これだけワクチンが普及しているので、重症者や死者を抑えることができています

ちなみに僕は7月に1回目、8月に2回目の接種が完了しました。
日本と比べてもとても早い段階で打っていることがわかります。

シンガポールでのワクチン接種の記事はこちら

規制が厳しい

コロナウイルスから住民を守るため、シンガポール政府は厳格な規制を設けています。
具体的には以下のとおりです。

主な規制具体例
マスク着用義務公共の場でマスクを外すと1回目はS$300、2回目はS$1,000の罰金
外食規制外食はワクチン2回目接種が前提
※2021年10月2日現在は2人が上限
チェックイン義務付け建物には入場登録(チェックイン)をしないと入れない
在宅勤務を推奨企業に出勤率を設定
※2021年10月2日現在は在宅勤務がデフォルト

罰則がしっかりとつけられているので、みなさんルールを守っています。
厳しいようですが、本気で感染を防止するためにはこのくらいの措置が必要かと😌

支援が手厚い

感染を防止するための支援も手厚いです。
具体的には、以下を無料で手配しています。

  • マスク(3回配布)
  • ワクチン接種(2回分)+ 消毒用アルコールジェル
  • パルスオキシメーター
  • ウイルス検査キット

特にパルスオキシメーターとウイルス検査キットは高価なので助かります😌

規制緩和も理にかなってる

アプリで全住民の感染状況を管理しているので、規制緩和も合理的な判断基準で行われます。
感染者数が抑えられてきたら、

  • 外食可能人数上限の引き上げ
  • オフィス勤務人数上限の引き上げ
  • 隔離期間の短縮

などの緩和アナウンスがすぐ通知されます。

このように規制強化・緩和のアクションが迅速かつ明確なので、

「よく統制がとれているな」

と感心させられます。

まとめ シンガポールはコロナ禍でも安心です

今回のまとめは以下のとおりです。

・シンガポールはコロナの感染者数こそ多いものの、死者数は極めて少ない
・それは政府のコロナ対策が優れているから
・シンガポールのコロナ対策のすごいところは5つ
 ①濃厚接触者の対策
 ②高いワクチン接種率
 ③規制が厳しい
 ④コロナ対策支援が手厚い
 ⑤規制緩和も合理的な判断に基づく

感染リスクはゼロではないですが、

厳格な法規制のもと、政府が最大限の感染抑制に尽力している

と言えます。
なので、万が一感染したとしても病床や医療用酸素不足で死者が出るという事例は極めて少ないです。

結論としては、

シンガポールはコロナ禍でも比較的安心して過ごすことができる国

だと思います。

これからシンガポールに来られる方、シンガポール移住予定の方は安心してお越しいただければと思います。
なお、ご来星の際にはPCR検査をお忘れなく!!

今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント

  1. Yin より:

    Singapore government really took very good and workabke measurement against Covid-19 very well. Now they had plan to givea booster dose of mRNA COVID-19 vaccine for those aged 50 to 59 years old.The goverment responds and actions was very fast and really impressive. We can stay in Singapore with peace even with this pandemic.

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