こんにちは。fsです。
現在、僕はシンガポール駐在員として働いています。
赴任して4年強経った今でこそ現地の社員やお客さんと英語で会話ができますが、初期の頃は特にローカル社員とのコミュニケーションに苦労しました。
最初から英語に堪能な人なら別ですが、多くの駐在員は現地で英語に慣れていくことがほとんどです。
そもそも英語に慣れるには、現地の人と積極的にコミュニケーションをとっていくしかありません。
その近道が
ローカル社員に教えてもらう
ことですが、そのためには彼らとの距離を縮めていく必要があります。
ただでさえ英語にコンプレックスがある日本人は、この距離の縮め方に悩むケースが多いです。
僕もそうでした。
英語ができない→話すのが恥ずかしい→誰ともコミュニケーションが取れない→英語が話せないまま→海外での仕事が進まない→自己嫌悪
このような負のスパイラルに陥ると、メンタルがどんどん削られて非常につらい想いをします。
実際に僕は駐在1年目にうつ病になりかけました。
そんな中、駐在2年目に転機が訪れました。
現地のスタッフにたまたま放った一言が彼らの心をつかんだようで、それ以降は積極的に話しかけてくれるようになり、また英語も教えてもらえるようになりました。
そんなわけで今回はローカル社員とのコミュニケーションの取り方に悩んでいる日本人駐在員の方のために、シンガポール駐在生活4年間で僕が学んだ『ローカル社員の心をつかむ一言集@シンガポール』を紹介したいと思います。
一言集
外国人とのコミュニケーションで大切なのは、英語の堪能さよりも
その国の人々や慣習、文化を尊重すること
これに着きます。
この気持ちを持って接していれば、どんなに英語がヘタクソでもなんとかなります(実体験に基づいています)。
それを踏まえた上で、覚えておくべきシンガポールの一言集を5つほどピックアップしました。
Terima kasih (テリマ カシ)
Terima kasihはマレー語で”ありがとう”を意味します。
マレーシアからの移民が多いシンガポールでは、マレー語も公用語になっています。
なのでシンガポール人にも充分通じます。
ローカルスタッフが何かを手伝ってくれたときは、試しに
「Terima kasih, 〇〇さん」
と言ってみると良いです。
相手もまさか日本人がマレー語を話してくるとは思っていないので、つかみとしてはバッチリです。
ちなみにこのTerima kasihはインドネシアでも通じます。
Can (キャン)
シンガポールでは、想像以上にCanを使います。
使用例をあげるとこんな感じ
・何かをお願いするとき → Can you 〜? ・お願いを承諾するとき → Can. ・できないと断るとき → Cannot.
はっきり言って、職場でのコミュニケーションはこれだけでもなんとかなります😌
特に在住初期は、このシンガポール独特の”Can”の使い方に慣れておくと良いです。
※ちなみに英語でメールを打つときは、Canより丁寧なCouldを使った方がベターです。
Can you ~ →Could you ~ ?
la〜 (ラー)
これはシングリッシュ(シンガポール英語)の代表的な表現です。
この”la”を使うことに特に意味があるわけではないのですが、ローカルの人はほぼ100%使っています。
使用例はこんな感じです。
・OK la. ・No la. ・Can la. ・Cannot la.
”la”があってもなくても表現としては変わりませんが、これをつけると
「あなたもちゃんとシングリッシュを話すのね☺️」
というように、ローカル社員との心の距離が近くなります。
決してカッコいい英語ではないですが、使った方がメリットは大きいです。
Aiyo! (アイヨー!)
こちらも結構頻繁に使います。
英語いうとHey!に近いです。
例えばローカルスタッフが何度も説明しているのに僕が理解できないでいると、
Aiyo! Why you still do not understand? (まったく!なんでまだわからないの!)
このように話してきます。
一言であきれた感情を表す便利な表現なので、こちらも覚えておくと良いです。
mah~?, meh? (マー?、メー?)
こちらはシングリッシュ上級の表現です。
現地の英語に慣れ、ある程度コミュニケーションができるようになったら使ってみましょう。
使用例は以下のような感じです。
・あなたドリアン好きなの!? → You like durian, mah? ・ここに新しい店できたんだ? → Here got new shop, meh?
これらを付け加えなくても意味は通じますが、使った方がよりマイルドで可愛い感じの表現になります。
日本人は滅多にこの言い回しをしないので、心をつかむこと間違いなしです。
ぜひマスターしましょう。
まとめ 結局は『郷に入っては郷に従え』です
いかがだったでしょうか。
今回のまとめは以下のとおりです。
・海外で仕事をするには現地の人と積極的にコミュニケーションをとっていくしかない ・そのためには彼らとの距離を縮めていく必要がある ・距離を縮めるには彼らの慣習、文化を尊重する→ローカルの方言をまず学んで心をつかむ ・覚えるべき言葉は”Terima Kasih”、”Can”、”la”、”Aiyo!”、”mah?/meh?”の5つ ・あとは自然とコミュニケーションができるようになる(英語も上達する)
海外での仕事は大変なことですが、現地の人のサポートを得て乗り切ってもらいたいと思い、本記事を書きました。
少しでも参考になれば幸いです。
ちなみにシンガポールでの仕事に興味がある方はこちらもおすすめです。
今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
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