【シンガポール】旧正月の習慣について

シンガポール

新年快乐!
今日は2021年の旧正月です。

日本にいるとあまり意識することのない春節ですが、ここはシンガポール。
華僑が多いこの国では、日本の正月より断然盛り上がります。

でも旧正月を意識することって意外と少ないのが日本人の実態だと思います。
そんなわけで今回は旧正月の疑問を取り上げたいと思います。
ローカルの華僑にインタビューしたので、信頼性はバッチリです。
それではご覧ください。

 

アンパオ(お年玉)について

正月といえばお年玉。
実は旧正月でも渡す習慣があります。
通常は親から子へ。たまに友達の子供にもあげることもあります。

また、駐在員をしていると、旧正月前にこの赤い袋を渡されることがあります。
「いったい誰に渡せばいいのだろう?」
迷ったときは独身のローカル社員に渡せば良いです。
袋にいれるお金はS$8〜10でOKです。

 

旧正月は何を食べる?

旧正月中、ローカルの人は何を食べるのだろう?
多くの場合は魚を食べます。

 

新年を祝う言葉で年年有余(毎年成功する)という言葉があります。
この熟語の余と魚が中国語で同じ発音らしく、げんを担ぐため魚を食べるようです。
ちなみに、魚の種類はなんでも良いらしいです😌

また、旧正月中はお店も閉まっていることが多いので、保存食としてドライフードを大量に買います。
正月前の市場はドライフードを買う人で溢れています。

ドライフードを買う人が溢れる

 

正月用ギフト

正月の贈り物である年賀。
シンガポールではオレンジを交換します。

オレンジは幸運の象徴とされており、
「お互いにいい年になりますように」
というふうに賀詞を交換するようです。

 

旧正月にしてはいけないこと

旧正月中はしてはいけないこともあります。
ここでは3つほどあげたいと思います。

 

白い服、黒い服は着ない

この2色は不運、死を意味するので正月中は避けた方が良いです。
では何色が良いかというと、もちろん赤です。
旧正月にローカルの人と会うときは赤を基調にしましょう。

 

掃除はしない

旧正月は
「古いものを除き、新しいものを歓迎する」
という意味があります。
正月中に掃除をしてしまうと、
「古いものを除ききれていない」
ということになってしまいます。

掃除は正月を迎える前に済ませてしましましょう。

 

髪を切らない

髪を切るのもNGになります。

現地の人は
髪を切る=幸運が切れる

と考えており、よくないことと認識されています。

なので旧正月の期間は髪を切るのは控えましょう。

 

まとめ 色んなルールがある旧正月

いかがだったでしょうか。
日本人が普段意識することが少ない旧正月。
調べてみると色んなルールがあることがわかりました。

これを知らないでローカルの人と交流すると、思わぬトラブルに発展する可能性があります。
本記事の内容は簡単なものですが、異文化交流の際に参考になれば幸いです。

今回は以上です。

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