シンガポールには、車の自動販売機がある。
こんな噂は在住者なら一度は聞いたことがあるはず。
不思議なことに、実際に見たことのある人は少ないようです。
「うーん、気になる😓」
そう思った僕は、インターネットで色々調べてみることにしました。
たまたまYoutubeで動画を見つけ、どうやら本当にあるようです。
※参考動画はこちら
↓↓↓
でも店内の様子や購入方法など、これ動画だけではイメージが湧きませんでした。
モヤモヤが抜けなかった僕は
百聞は一見に如かず
そんなノリで見に行ってみることにしました。
そんなわけで今回は、シンガポールの車の自動販売機を見に行ったときの話をシェアしたいと思います。
自動販売機のあるところ
インターネットで調べたところ、ABMという自動車のディーラーさんのようでした。
場所はクイーンズタウンにあるIKEAの近くにありました。
電話でオーナーにアポイントのお願いをしたところ、快くOKしてくれました✌️
GoogleMapsにしたがって近づいて行くと、トミカの立体駐車場みたいな建物を発見。
ランボルギーニ、フェラーリ、ポルシェ、ベンツなど高級車がたくさん展示されています。
「ここだ!」
と思い、早速建物に向かいました。
建物の中
表には入り口がなかったので、周辺をウロウロ。
入り口は通りの裏側にありました。ちょっとわかりづらいです。
中に入るとそこにも高級車がズラリ。
店内に進むと、オーナーが温かく迎え入れてくれました。
記事を書きたい旨を伝えると、色々と説明してくれました。
車選びの方法
ショーケースは左右、内側と外側に15段ずつあり、合計60台展示できるとのことでした。
一番下にはガレージがあり、その横にタッチパネルで車種を選べます。
タッチパネルのディスプレイで、現在の販売可能な車種、色、値段などを確認することができます。
それぞれの車種の説明用動画が用意されており、モニター上で見られます。
ここで売られている商品は高級車なので、どの車も数千万円以上します。
クレジットカードで購入できるようですが、庶民の僕にはとても買えないです😅
驚きのモニタールーム
タッチパネルを見て欲しい車が決まったら。係員が確認しに来ます。
買う意思があるようならば、奥のモニタールームに通されます。
モニタールームに通されると、急にビデオを見せられます。
いきなり、レーシングカーを走っているいる動画が始まります。
「なんだこの映像は?」
と不思議に思っていたら、ビデオ内のレーシングカーがいつの間にか自分が選んだ車に変わっています。
そして車が目の前で停止した瞬間、映像が終了します。
ふと隣を見ると、なんと車がショーケースから降りてきているのでした。
本物の車とのご対面です。
日本のディーラーでは経験できない粋な演出でした✨
オーナーへのインタビュー
とても面白いサービスだったので、始めたきっかけをオーナーに聞いてみました。
簡単にまとめると
・車のディーラーを営んでいた親戚から車庫と車を譲りうける ↓ ・車庫が古かったので改装が必要だった ↓ ・全車種を展示できる土地がなく悩んでいた ↓ ・たまたまおもちゃ屋でトミカの立体駐車場を見かけた ↓ ・見た目のインパクトと省スペースを両立できる今の建物を思いつく ↓ ・これにIT技術を結び付け、自動販売機みたいな感覚で買えるようにした
こんな感じ建設を進めたとのことでした。
一気に話題となり、観光客を始め多くの人が訪れるようになったようです。
以前はタッチパネル上で車の購入もできるようだったのですが、観光客がボタンを押しまくるようになったので、今のモニタールーム形式に変更したのだとか。
非常に面白い着眼点を持っているオーナーで、今後の展望も聞かせてくれました。
詳細は申し上げられませんが、2号店のオープンも計画しており、シンガポールの新たな名物スポットとしてさらに注目を浴びるのではないかと期待しています。
まとめ 自動販売機ではないが、一見の価値あり
いかがだったでしょうか。
感想としては自動販売機というより、おもちゃ箱のようなショールームでした。
立体的な展示方法、モニタールームからの自動車の登場の仕方など、非日常的な気分を味わえるので行く価値は充分にあります。
営業マンの僕は、お客さんの魅了の仕方なども勉強させていただいた1日でもありました。
最後にお店の詳細を載せておきます。
興味のある方はぜひ一度訪問してみてください。
コメント
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