こんにちは。fsです。
もうすぐ駐在歴4年になります。
これだけ長く海外で働いていると、新しく赴任する若い人からよく
「どんなスキルを身につければいいですか?」
と聞かれます。
もちろん時と場所によって求められるスキルは違いますが、今回は今駐在員になったらこれをやった方がいいという話をしたいと思います。
スキルは英語+α
駐在員でまず思い浮かぶスキルは英語です。
英語が身につく環境があることは間違いないですが、ただ英語を学ぶだけではちょっともったいないというのが僕の考えです。
というのも、駐在員は日本にいるときとは比べ物にならないほど裁量が大きくなるので、学んだスキルを実践に活かせるチャンスがあるからです。
だから英語+他のスキルを身につけておいた方が後々役に立つかなと。
僕が考える駐在員が身に付けるべき、且つこれから役に立つスキルは
- 英語
- ライティング
- プログラミング
です。
英語
海外で暮らす駐在員は、日々英語を使うことを余儀なくされます。
逆に言えば、普通に生活しているだけで英会話学校に行っているようなもの。
そんな中で効率よく英語を身に付けるコツは
日本人コミュニティから距離を置くこと
これだけです。
英語を使わざるを得ない状況に置くだけで、自分の英語力を最大限に伸ばそうと日々努力するようになります。
日本人と付き合ってばかりいるとついつい日本語に甘えてしまうので、思い切って飛び出しましょう。
また、日本人コミュニティ属していると日本的な視野から抜け出しにくくなります。
せっかく多様性を経験できる機会があるのですから、日々ローカルの人と接する機会を設けましょう。
一人くらいは仲良くなれる人がいるはずです。
ライティング
以前の記事でも書きましたが、どんなに英語が上手な人でも言葉の壁はあります。
駐在員はそんな中でも仕事を進めていかなければなりません。
こんなとき大事なのが
言いたいことをシンプルに伝える力
です。
僕は日々海外のお客さんとやりとりしていていますが、自慢できるような英語力は持っていなくても、毎月一件くらいは新規の案件をとっています(決して大きくはありませんが😅)。
それはなぜか?
シンプルに自分の言いたいことを伝えているからです。
ライティングを勉強するとそんなことができるようになります。
本を読む
ライティングを鍛えるにはまず、
たくさんの本を読むこと
から始めると良いと思います。
僕は週に3〜5冊ほど読書をしていますが、読めば読むほどわかりやすい文章とそうでない文章が明確になります。
自然とどういう表現が相手に伝わりやすいか脳にインプットされるからですね。
あとは試行錯誤を繰り返しながらアウトプットをしていけば、相手にも伝わるようになっていきます。
ここではそんな中で特に役に立った本を2冊ほど紹介したいと思います。
20歳の僕に受けさせたい文章講義
プレゼン資料やSNSなど、文章を書く機会はこれからどんどん増えていきます。
そんな時代を生き抜く上でライティングのバイブルとなる本です。
起承転結ではなく序論・本論・結論といった新しい文章の構成論や、接続詞を意識し論理破綻を防ぐ方法など、 ライティングのテクニックはこれ1冊読んでおけばOKというくらい濃い内容です。
沈黙のWebライティング
ビジネスシーンでは、言葉はとっても大切です。
なぜなら商品やサービスの魅力を必要としている人たちに届けるツールとなるからです。
本書はそんなビジネスシーン、特にウェブマーケティングにおける言葉の使い方を教えてくれます。
Webライティング大事な
- SEOを意識したライティングのやり方
- 自分たちの『売り』をどのように伝えていくか
この2つのスキルをストーリー形式でわかりやすく学べます。
僕もウェブライティングの仕事をしていますが、この本が教科書となりました。
これからウェブ上で『書く仕事』をされる人にはぜひオススメしたい一冊です。
プログラミング
意外かもしれませんが、プログラミングを学ぶもの良いです。
コロナ以降は今までのような対面でのやりとりが減り、ウェブを使って仕事をする機会が一気に増えました。
プログラミングを学ぶとウェブ関係の知識ついてきますので、時間に余裕のある方はやってみるのもアリです。
僕がプログラミングで得た知識で、仕事に応用しているのは
- ウェブマーケティング
- SEO
- コーディング(特設ページの作成)
- コンテンツ作り
などなど多岐に渡ります。
企業ではこのような作業は外注に出しているケースも多いので、スキルを身につけて置くとあなたの職場での付加価値は高くなっていくはず。
プログラミングを学ぶ
いざ
「プログラミングをはじめよう」
と思ったときは学習サイトのドットインストールから始めると良いと思います。
プログラミングの基礎的な内容が全て動画で見れるという優れものです。
僕もパソコンそのものが得意ではありませんでしたが、セットアップの仕方から丁寧に解説してくれています。
学ぶべき項目についてですが、
①学習環境を整えよう(全5回)
②HTML/CSSの概要を理解しよう
③もっと詳しくHTML/CSSを学んでみよう
まずは、この3つさえマスターできていれば簡単なウェブサイトは自分でも作れるようになります。
なお、最初は有料会員をオススメします。
1,080円はかかってしまうのですが、プレミアムレッスンを受けれたり、動画の文字起こしを見れたり、ソースコードを閲覧することができるので、非常に助かります。
1080円分の価値はあると言って良いでしょう。
僕自身、これがあったからこそ早く習得できたと思います。
辞書代わりに
ドットインストールだけでもかなりの動画量があるので、それを学ぶだけでも充分ですが、ここでは参考文献も紹介しておきます。
本はあくまでわかりやすさ重視で暗記には向いていませんが、わからないことができたら調べるのに役立ちます。
そんな中で、オススメはこちら。
HTMLとCSSの全体像を復習するために、この一冊が補助的な役割を果たしてくれます。
あとはわからないことはググっていけば、追加で本を買う必要はありません。
まとめ 時間を有意義に
以前の記事でも紹介しましたが、アフターコロナで駐在員の働き方も一変しました。
参考記事はこちら
↓↓↓
出張で色んな場所を回る仕事スタイルから在宅で効率よく働くスタイルに変化しました。
移動が少なくなった分、
いかに時間を有意義に使えるか
が大事になってきます。
「駐在員でできる経験」 + 「身につけたスキル」
で自らの価値を高められたら良いと思い、本記事を執筆しました。
少しでも参考になれば幸いです。
コメント
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