こんにちは。fsです。
シンガポールは海外初心者に優しい国ですが、慣れるまでは英語に苦労することも当然ながらあります。
今では仕事のほとんどのコミュニケーションを英語でやっている僕も、最初の頃は
「やばい😱全然わからない」
「これ、どうやって伝えればいいんだろう😓」
「数ヶ月経ったけど全然改善しない」
こんな悩みを抱えていました。
そんなわけで今回は『シンガポールで英語に困ったときにすること4選』をシェアしていきたいと思います。
英語が苦手なシンガポール在住者の方にお読みいただければ幸いです。
シンガポールで英語に困ったときにすること4選
英語下手に寛容なシンガポールですが、一応英語圏なのである程度は使えないと不便です。
英語に慣れることで、仕事や生活の質は驚くほど改善していきます。
それでは英語に困ったときの対応策を見ていきましょう。
自力でなんとかする
英語上達のために一番大事なマインドセットはこれです。
よく、
海外に行けば英語が上達する
と言われますが、これは
英語を使わないと生活に困る環境にいる→必死で英語を覚えないと生きていけない
という背景があるからです。
言い換えると、自分でもがきながら学んでいかないと習得は難しいということです。
なので、周りに助けてくれる人がいたとしても、
自力でなんとかする
この意識を持つことが大事です。
僕の場合は、周りに英語を助けてくれる日本人がいなかったので、
- 現地社員とのコミュニケーション
- お客さんとのやりとり
- 日々の生活(シンガポールの手続き諸々)
などを全て自分でやらざるを得ませんでした。
その結果、シンガポールで英語でのやりとりは苦にならなくなりました。
特に初期は、
- 相手の言っていることが理解できない
- 話す言葉が出てこない
- 話しても通じない
このようなしんどい経験をすることになりますが、自力でコミュニケーションをとっていくうちに上達していきます。
時間がかかることを理解する
よく、
「海外生活数ヶ月くらいで英語に慣れる」
と言われますが、これには少し誤解があると思います。
なぜなら、慣れることとコミュニケーションをとれることはまた違うからです。
それぞれの定義(僕の主観です😅)はこんな感じです。
慣れる | なんとなく言ってることがわかる イエス/ノーくらいは答えられる |
コミニュケーションがとれる | しっかりと意思疎通(会話)ができる |
一部の天才を除き、しっかりとしたコミュニケーションができるまでには時間がかかります。
僕の場合は慣れるのに半年、会話が難なくできるようになるのに2年ほどかかりました。
なので、
英語習得には時間がかかる
ことを理解してじっくりと学習に取り組むと良いです。
社内でのコミュニケーションから慣れる
上記のマインド編を理解した上で、実践的な対処法を見ていきたいと思います。
実践で英語を学ぶとしても、いきなり海外のお客さんと話すのはちょっとハードルが高いです。
僕はいきなり営業トークからスタートしましたが、すぐに詰みました。
※そのときの体験談はこちらです
↓↓↓↓↓↓↓
なので、比較的リスクの低い社内でのコミュニケーションからスタートすると良いです。
まずはチャットツールで
そうは言っても、最初の頃は簡単な日常会話さえおぼつかないものです。
そんなときは周りのスタッフがどのような英語を使っているかを見ながら学ぶのが手っ取り早いです。
ここで有効なのがチャットツール。
など世界的に普及されているものを使いましょう。
スタッフには、
“My English is not good enough, so could you send a chat when we talk?”
(英語が得意じゃないからまずはチャットでコミュニケーションをしたい)
こんな感じで伝えればOK。
まずはチャットでスムーズに会話できることを目標にすると良いと思います。
ちなみに僕は、以下のような簡単な英語表現も知らなかったので、従業員とのチャットを通して学びました😌
Noted.(了解です)
Could you〜?(〜していただけますか?)
このように初期の初期はチャットで英語に慣れると良いです。
話しやすそうな人と会話する
チャットで最低限の会話ができるようになったら、次は実践的な会話に進んでいくと良いです。
まずはスタッフの中で話しやすそうな人を探してみましょう。
どんな会社にも一人くらいは気さくな人がいるはずなので、勇気を出して簡単な会話からスタートしてみましょう。
最初は単語を並べるだけでOK。
慣れてきたら少しずつ会話風にしていきましょう。
それでも苦戦すると思いますが、
話しかける→通じない→凹む→勇気が出たら話してみる
このようなサイクルで、1日一回くらいを目標として頑張ると良いです。
自分の英語力のなさを実感すると思いますが、この経験を抜きにして上達はあり得ません。
失敗を糧にしつつ、毎日話すことが大事です。
わからないときは素直に聞く
プライドの高い人がやりがちですが、わかったふりをするのは英語力向上の妨げになります。
特に初期の頃はわからないのが当然ですし、数年間海外で働いても20%くらいは聞き取れないこともあります。
なので、少しでもわからないことがあれば
“I don’t understand.”
と素直に言いましょう。
シンガポールをはじめ、アジアの人はわかるまで何度も説明してくれる文化があります。
この一言を言えるかで今後の英語の上達が変わってくるので、ぜひ意識すると良いです。
商談は意外と簡単
社内での会話に慣れてしまえば、お客さんとのコミュニケーションは意外と簡単です。
どんなお客さんでもニーズや要求事項があります。
なので、それらを質問しながら会話を進めていくといいです。
一例ですが、僕がお客さんとの面談で使っている表現はこんな感じです。
"What is the problem you are currently facing?" (貴社の抱えている問題は何ですか?) "So you want to settle this issue, right?" (つまり、この問題を解決したいということですね?) "What is your request for us?"(貴社の具体的なリクエストは何ですか?) "So you want a further discount, am I right?" (ということは、価格を下げて欲しいということですね?)
相手がどんなニーズや問題を抱えているのか、ざっくり全体を聞き、具体的に何を望んでいるか聞く内容になっています。
商談の目的は相手と自分の問題を解決することです。
そこで話す英語の流暢さは関係ないので、拙い英語だとしても結論が出ればOKなのです。
上記の例でも使っている英語自体は中学生レベルの簡単なものなので誰でも使えるはずです。
※中学英語で世界と話せるための英語教材【JJ ENGLIShエクササイズ】
まとめ 焦らずじっくりと
今回のまとめは以下のとおりです。
・英語下手に寛容なシンガポールでも話せた方がベター ・シンガポールで英語に困ったらすべきことは ①「自力で何とかする」というマインドを持つ ②英語習得には時間がかかることを理解する ③社内でのコミュニケーションから慣れていく ✔︎チャットツールで現地スタッフと簡単な英語表現からスタート ✔︎少し慣れたら気さくな人を探し、会話にチャレンジする ✔︎わからない点はカッコつけず素直に聞く ④会話に慣れたら商談は簡単(問題解決にフォーカスする)
シンガポールライフで一番のハードルになるのがやはり英語です(海外なので当然ですが😅)。
それでも、シンガポールで働く人は英語に不慣れな人にも寛容なので、上達までの期間も暖かく見守ってくれます。
現代のツール(チャットツールなど)を使いながら、
焦らずじっくりと
英語を習得していく姿勢さえ持っていれば、どんなに英語が苦手な人でも言葉の壁を乗り越えられるはずです。
以上、英語が不得手なシンガポール在住者の方に向けて本記事を書きました。
少しでも参考になれば幸いです。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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