シンガポールで運転 大丈夫?

シンガポール

駐在員の運転が許されている数少ない国、シンガポール 。

でも急に海外で運転なんて・・・。心配される赴任者の方もいらっしゃるでしょう。

出張者の送迎やお客さん訪問で車を使う機会が多い駐在員。特に最初はどうやって運転すればいいか、僕も不安でした。今回はそんな疑問に答えます。

用意するもの

まずシンガポールで運転するために用意するものが4つあります。

  • 国際免許
  • スマホのホルダー
  • Google Maps
  • EZLINK カード

赴任した日から1年間は国際免許で運転ができます。一日あれば、警察署や免許センターで発行してもらえます。1年間以内に現地の免許に書きかえる必要はありますが、それはまたの機会に説明します。

最初のうちはとにかく道がわかりません。駐在員は皆忙しいので、一人で運転しないといけないケースも非常に多いです。そんなとき役に立つのがスマホのナビ。そのためスマホを設置するホルダーは必須です。シンガポールのガソリンスタンドやオートバックスでも買えますが、結構高いので日本から持ってきた方が良いです。

どの車にもカーナビはついていますが、道が古かったりあまり使い勝手がよくありません。そんなときオススメなのがGoogle Mapです。「どの車線を走っていたらいいのか」ということまでアドバイスしてくれるので最初は特に重宝します。是非インストールしておきましょう。

ERPといわれる有料道路や駐車場などはカードから引かれます(日本でいうETCみたいのもの)。その際に使うのがシンガポール版SuicaのEZLINKカードです。運転時だけでなく、地下鉄やバスに乗る時も使えますので着いたらすぐ購入しましょう。購入やチャージは地下鉄の駅やセブンイレブンで簡単にできます。

ERP
駐車場

EZLINKカード

シンガポール交通事情

シンガポールは左側通行、右ハンドルで日本と同じです。信号も日本と同じなので運転して戸惑うことはほとんどありません。

運転してて日本と違うなあと感じるのは以下3点くらいです。

  • 左折専用レーンがあり、赤信号でも曲がれる
  • 一方通行の大通りが多い
  • ハンパない大雨が降る

左折レーンと一方通行には最初戸惑いますが、Google Mapsを使えば自動的に案内してもらえるので心配は入りません。

運転している途中で、たまにものすごいスコールが来ます。雨の量は正直ハンパないので最初は結構怖いです😱 でもその時はみんなスピードを落とすので、ゆっくり運転していれば危険なことはありません。ご安心ください。

渋滞について

バンコクやジャカルタ、マニラなど他の東南アジア諸国は渋滞がひどいですが、シンガポールは渋滞がほとんどありません。

政府が渋滞防止のため、国策として自動車の保有を制限しているからです。国民の車の保有率は5分の1程度と言われています。自動車を所有するためには車両取得権利を入札で購入しないといけないことになっており、最低でも数百万円かかります。詳しく知りたい方はこちらの本をご紹介します。

シンガポールとビジネスをするための鉄則55 

僕はシンガポールで3年以上運転していますが、渋滞にあったことはほとんどありません。車が少ない分、東京よりはずっと運転がしやすいと感じています。

運転マナー

シンガポールの運転マナーは決して良いとは言えません

シンガポール人の運転で感じることは

  • とにかく道を譲らない
  • よくクラクションを鳴らす

です。

熾烈な競争社会を生き抜いてきたシンガポール人。全然道を譲ってくれません。よく車線変更でウィンカーを出しても空けてくれませんし、後ろからはクラクションをガンガン鳴らされます😅

慣れないうちはストレスに感じると思います。コツは以下2点に尽きます。

  • よく使うルートを覚え、余裕をもって車線変更をする
  • 安全第一に考え、後ろからのクラクションは無視する

ガソリンスタンドについて

シンガポールのガソリンスタンド(Petrol Station)はサービスが良いです。

セルフはほとんどなく、入場したら係の人が案内してくれます。そこでガソリンの種類を選んで、レジで支払うだけと非常に簡単です。

タイヤの空気が減っている時は係の人が勝手に入れたりしてくれて、まさに至れり尽くせりです。

会員カードも身分証明書さえもっていればその場で簡単に作れるので是非申し込みましょう。ポイントが貯まったら値引きしてくれます。

シンガポールのガソリンスタンド

その他 気をつけること

サイドブレーキは左足の足元にあります。最初は「サイドブレーキはどこだ?」って少し慌てますが、すぐ慣れます。

古い建物の駐車場の入り口はすごく狭いです。僕は会社の駐車場の入り口やショッピングモールの駐車場で何回か擦って、よく怒られました😓

擦ってしまった時はローカルの修理会社が早くて安いです。修理工場に車を持っていけば、その場で見積り(大体数千円くらいです)と修理を行ってくれます。

オススメの修理工場はこちら。

Leong Auto Group
Leong Auto Group、シンガポール - 「いいね!」508件 · 33人がチェックインしました - We specialise in Insurance Claims, Vehicle Repairs, Vehicle Servicing, Spray Painting, Insurance Ren

結論 落ち着いて運転すれば日本より簡単です!

いかがだったでしょうか。

シンガポーリアンの荒っぽい運転には少し慣れが必要ですが、落ち着いて運転さえできれば渋滞がない分快適です。

特に有料道路や駐車場は自動引き落としなので駐車券をなくしたりする心配がなく、むしろ便利です。

シンガポールは狭い国なので道もすぐ覚えられます。休日のドライブなど快適な運転ライフをお楽しみください。

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