こんにちは。fsです。
早いもので、既に秋になりましたね。
さて、前回の書評から3ヶ月ほど経ったので僕が今年の第三四半期に読んだオススメの書籍を紹介したいと思います。
本好きの方はぜひお読みください。
2024年Q3オススメ書籍7選
それでは早速紹介していきます。
今回は7冊ほどピックアップさせていただきました。
任せるコツ
プレイヤーからマネージャーに変わり、悩むことが多くなったため購入。
本書では、部下を持ったときの悩みあるあるを紹介しつつ、具体的なアクションを解説しています。
Tips;
- 仕事は意欲と適性を考えて依頼する
- マネジメントに必要なのはカリスマ性より共感力
- 部下の失敗なんてたかが知れている→成長のメリットの方が大きい
- 育成はティーチングからコーチングへとつなげる
- 自信のない人には成功体験を見せ、徐々にマインドを変えていく
- 失敗しても大丈夫と思える環境を用意することがマネジメントの仕事
- 育成のゴールは自分が不要になること
- 部下を褒められないのは上司の問題
ある程度キャリアを積むと、チームを率いるフェーズに移行します。
一人で仕事をするよりも難しく、必ず壁に直面するもの。
そんなときの教科書になる本です。もっと早く読めばよかったと思う一冊😌
ストレスフリー超大全
シンガポールの本屋で英語版が販売されていたので、日本語版を購入してみました。
本書は、ストレスと上手に付き合うコツを解説してくれています。
Tips;
- 劣等感を感じたときは自分にできていないことを観察する
- 人の悪口は”嫌い”を加速させてしまう
- 職場の人間関係が良くないのは普通のこと→仲良くなるという意識を捨てる
- ストレスフリーの最終手段は睡眠しかない
- 短所にこだわってもしょうがない
- 嫌なことはアウトプットしない
嫌なことを意識すると悪化するので、良いことにフォーカスしていくとストレスを最小限に抑えられる。
当たり前ですが、目から鱗でした。
全ての社会人にオススメしたい一冊😌
ANYTHING YOU WANT
立ち読みして面白そうだったので購入。
本書では、スタートアップのCEOが自身の哲学を述べています。
Tips;
- 起業の目的は自分や顧客を幸せにすること
- ビジネスで一番大切なのは他者や自分にとっての夢を実現すること
- 会社とはユートピア(自分でコントロールできる小さな宇宙)をつくること
- 成功とは改善と発明を繰り返すことによってもたらされる
- 会社(大企業)のプロセスは誰かの役に立つことと直接関係ない
- 既存客へのサービスを向上すれば、ビジネスは成長する
- 大事なのはどうなりたいかであって、何を手に入れたかではない
- 経営者は自分の好きな役割を担えばいい
- 好きなことをしていないとビジネスそのものに対する興味を失ってしまう
仕事はお金のためじゃなく、実験と創造を楽しむためにある。
すごく大事なことに気づかせてくれます。
これまで出会った本の中で5本の指に入る珠玉の一冊😌
ザ・スタートアップ
IT起業家たちの「世の中にないものをつくっていく」物語。
ネットベンチャーの生々しい歴史が書かれている本です。
Tips;
- 起業家の仕事はまさに青春で、とてもハードワークだけど楽しい
- アイデアを集めてマネージできるかどうかが成功の鍵
- 会社はそれぞれのフェーズ(成長期/安定期)があり、必要とされる人材も変わる
- 組織と自分のパーソナリティはかけ離して考える
- リーダーは各分野の仕事を中の下くらいのレベルまでできると良い
- 巨大勢力に対抗するにはアイデアとスピードが命
- サラリーマンはタダで業界を勉強できるというメリットがある
手痛い失敗を経験しながら、信念のために何度も立ち上がる起業家たちの”熱さ”を感じられます。
スタートアップの楽しさも厳しさも教えてくれる数少ない本。
全ての学生や社会人にオススメしたい一冊😌
CAREER FIT
職場環境にモヤモヤしていたので、購入。
本書は、強み✖️場所の方程式を見つけ、楽しくキャリアを歩むためにどうすればよいかを解説しています。
Tips;
- 適していない人生を送り続けることは不幸
- 無理なくできることから仕事を考える
- 強みは相対的なもので、それを発揮できる場所が重要
- 得意なことに全力を注いでいれば、良い環境から寄ってきてくれることもある
- スキルで意識することはまず再現性
- 自分と同じ強みを持つ人と競い合う必要はない
いくら待遇が良くても、自分が活躍できない場所では意味がないと著者は言っていて、これは目から鱗でした。
やはり、自分の強みの解像度を上げて、適した場所を探していくことが重要だと。
キャリアに悩む全ての方にオススメしたい一冊😌
精神科医が見つけた3つの幸福
世間で言われている幸福論は間違っている。
キャリア30年の精神科医がまとめた幸せになるための実用書。
Tips;
- 朝起きて気分が爽やかなら、それは最高の幸せ
- ドーパミン的な快楽は底なし沼→うまく付き合うことが寛容
- 幸福は結果ではなくプロセス
- 自分を中心にコミュニティをつくっていくとストレスが軽減される
- 生涯現役は認知予防に役立つ
- 数字ではなく、人間と向き合う
- 一日で幸福の収支を合わせると良い
セロトニン、オキシトシン、ドーパミンといった、幸福に関係する3つのホルモンに着目しながら展開される話がとても面白いです。
知識書としても秀逸。全ての方にオススメしたい一冊😌
みらいみらいの話
家族型ロボットの開発者が、”LOVOT”誕生までを公開した本。
著者は「テクノロジーで人類を幸せにする」をモットーに活動しており、その冒険を一緒に体験できる内容になっています。
Tips;
- ペットは生産性に寄与しないが、癒された人の生産性は上がる
- 不安、興味、興奮の3軸でLOVOTの感情が組み込まれている
- 「ペットが言葉を話せるようになって本当にうれしいか?」を考えると必ずしも言語が重要ではないことに気づく
- ロボットは生存本能がない分、利他的に慣れる
- 非合理が人類の持つ最大の強み→AIと人類は必ず共存できる
開発者の好奇心や試行錯誤がとても読みやすく語られています。
人とAIが共存する温かい未来を応援したくなる本。
全ての人にオススメしたい一冊😌
まとめ
いかがだったでしょうか。
やはり本は最高の自己投資ですね。
これからも印象に残った本は当ブログでどんどん紹介していきたいと思います。
今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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